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忘れてた、俺結構面倒な高校生活になってたんだ

2009 年 10 月 18 日

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-61,126秒:2008/01/11(金) 22:59:45.24 ID:kp71wowmO
あまりにも今が幸せすぎて忘れてた。去年の俺は色々あったんだ

少なくとも去年の俺は今よりはよっぽど不幸せだった。
世界規模で見たら幸せな方には入ると思うけど、世界規模で見ても楽しいとは思えない

夜は長い。酒と時間のある奴だけ聞いてくれ

未成年は眠くなったら寝てくれ

3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-61,420秒:2008/01/11(金) 23:04:26.71 ID:kp71wowmO
去年の春

高校2年生になった俺は中学校のトラウマを引きずったまま、そして何故続けてるのかわからない部活もダラダラ続けていた。
とにかく何もかもが中途半端だった。本当に達成感を感じたことなんて一度もない

中学校のトラウマに関しては後に触れるが、俺は対人恐怖症だった。
だから友人を作る気もなかったし、誰かに話しかけることもないと思ってた

「ねぇ、1君……ですよね?」

まさか女子に話しかけられるなんて、夢にも思わなかったんだ

5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-61,634秒:2008/01/11(金) 23:08:52.64 ID:kp71wowmO
皆も目を閉じれば思い出せると思う。

クラスにあるいくつの派閥……
ヲタクが集まった男子たち、DQN気味な男子たち、化粧の濃い女子たち、地味な女子たち、どれにも属さない人たち

今回俺に話しかけて来たのは地味な女子たちの派閥の一人だった。
この子は地味そうで図書館で本を一日中読んでいそうな子だった

「ちょっと相談があります。後で図書室前の廊下に来てください」

俺は一言も何も返せず、会話は終わった
もう何が何だかわからない俺は何故かビビりながら行くことにした

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-61,887秒:2008/01/11(金) 23:13:38.19 ID:kp71wowmO
言われた通り、図書室前の廊下に行けば二人女子がいた。
あまり人と話したくない俺は1対1で話すのは好きではないため、有難い反面不安だった

「あ、1君きた」
「来たね」

もう一人も地味な女子たちの派閥、地味派閥に属する女子だった。
二人の名前は覚えてない

「…あ、来ました…」

俺はとりあえず軽く挨拶する。二人はニコッと笑う
俺としてはフラグとかそんなものどうでもいいから部活終わらせて帰って一人になりたかった

布団をかぶって、目を閉じるのが一番幸せだった

8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-61,776秒:2008/01/11(金) 23:19:19.46 ID:kp71wowmO
「さっきも言いましたが、相談があります」
「……はあ」
「根岸くんいますよね?」
「……はい」

一方的に話を進められ、少し怯む。そもそもなんで敬語なんだろうか?
同い年ならタメ口でも良い気はするが

「告白されて、困ってます」
「はあ」
「1君の口から、私の気持ちを根岸くんに伝えてほしいんです」
「……」

これは相談というより、頼みというものじゃないだろうか。
あまり利用されていい気はしない

「お願いします」
「……いや、そういうのは自分から言った方が……」

だんだん声が小さくなる自分が不甲斐なかった。
ハッキリ言えばいいんだ。

なにも間違ってることは言ってない

12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-62,622秒:2008/01/11(金) 23:24:50.92 ID:kp71wowmO
「……あ、山田です」
「は?」
「名前」

急にその子は名前を名乗った。確かに俺はこの子の名前を知らなかった。
それ以前に名前も顔も知らなかったんだ

「……あ、私は小森」

もう一人も名乗った。そう言えばコイツはなんでいるんだろう?

「……山田さん。そういうことは、自分から言わなきゃ……その……」
「はい」
「失礼だと思います」

人と話したのは久しぶりだったから、声はだいぶ小さかったと思う。でも伝えた。
伝えたならもうなんでもいい。返事も要らない。

「……わかりました」

山田は肩を落とした。
根岸が嫌いなのか?俺はクラスの事情はさっぱり知らんが

13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-62,622秒:2008/01/11(金) 23:28:20.55 ID:kp71wowmO
ここで自己紹介以外で初めて小森が会話に参加した

「あ、メルアド教えてよ」

俺は無言で頷き、携帯を取り出した。

「あ、私にも」

と山田が肩を上げ、携帯を取り出す

そして不慣れな手付きで二人に赤外線送信し、俺は急いで部活へ向かう
大して部活が好きというわけでもないのに

夜、2通のメールが入っていることに気付く

17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-63,061秒:2008/01/11(金) 23:32:08.40 ID:kp71wowmO
一通目、小森からだ

件名:やあ!
本文:小森だよー

普通だ。解散したあとすぐ送ったのだろう

次は山田。山田は解散した1時間後ぐらいに送信していた

件名:山田です
本文:今日はすみませんでした。根岸くんには自分の口から伝えます
1君とはこれを機に仲良くなっていければいいなと思ってます。よろしくお願いします

教科書みたいなメールに少し俺は吹いた。
2つに「了解。登録しました」と送信

そして逃げるように寝た

19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-63,073秒:2008/01/11(金) 23:37:11.90 ID:kp71wowmO
次の日、俺は根岸を探した。
山田のような女子が嫌うような男子なのだろうか
話したくはないが、見てみたい

いた。2つ後ろの席にいた

見た目は地味そうなガリガラのヲタク系な少年。

何か厨2的なことをしたのだろうか
「貴様!私と悪魔と血の契約をしろ!」的な。
いやそんな度胸もなさそうだった

そんなことを考えていると、根岸がこっちを見た

(゚Д゚)

こっち見んな、とは思ったが、根岸は確かに一歩一歩近づいてくる
俺は逃げようかと思ったが足が動かなかった

「1君だっけ……?」
「………うん……」

なんだよ、意外と積極的じゃないか根岸

20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-63,621秒:2008/01/11(金) 23:41:43.89 ID:kp71wowmO
「お前の2つ後ろの席だよ俺wwww根岸ですよろしくwww」
「ああ、うん……」

俺が応答する人間だと分かった瞬間こいつはテンションが上がり始めた
ストレートかつ正直な感想を言えばウザかった。おまけに息が臭い

「ところで君さwwwマンガとか読むのwwww」
「……小説なら」
「どんなのwwww」

対人恐怖症の人はこういう奴が一番苦手なんてこと、根岸が知るわけがない

朝早く帰りたくなった
もしくは根岸が帰ってほしかった

23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-63,891秒:2008/01/11(金) 23:47:00.82 ID:kp71wowmO
「……色々」
「わかんないよそれじゃwww」
「……夏目漱石、太宰治、安倍公房、武者小路実篤、トルストイ、ドストエフスキー……」
「ラノベは読まないのwww」
「……いや、読まない」
「俺ねーwww乙一とかなら読むよwwww」

ダメだコイツとは文学の話は出来なそうだ

「……そう」
「好きな音楽とかは?www」
「マキシマムザホルモン、スピッツ、くるり……洋楽ならレッチリとか……」
「わかんねwwwwなに一つわかんねwwwww」

ああ、山田が嫌う理由がわかった
恐らくこいつは山田にもこういう対応をしたのだろう。そりゃ嫌われる

「……そう、じゃあね」

俺は逃げた。

直後、山田からメールが来た

26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-63,891秒:2008/01/11(金) 23:50:01.68 ID:84Wqz7X90
なんという文学的な>>1 
学校同じだったら楽しかったろうな……

25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-63,891秒:2008/01/11(金) 23:49:08.46 ID:dhdTrSiQ0
すぴっつしらねーのかよ

27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-63,891秒:2008/01/11(金) 23:50:18.49 ID:kp71wowmO
件名:Re:
本文:もしかして伝えてくれたんですか?

………?

ああ、さっき話していたのを見たのか。
とりあえず「違う。普通に話しただけです」と送信
今見ても味気ないメールだと思う

こうして俺は確実に面倒な扉を開いて、着々と面倒な道に足を進めていることになるのだった

28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-63,871秒:2008/01/11(金) 23:52:51.73 ID:GO7M2M2R0
根岸ってやつが嫌われるのが十分、分かるわww
一方的な会話過ぎるし、関心ないことに対しての無関心さが強いな。
単に趣味が違うから会話が成り立たないとは違うな。

30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-64,187秒:2008/01/11(金) 23:56:51.59 ID:kp71wowmO
季節は夏に色を変えた

俺と山田はだんだんと仲良くなっていくことになる。きっかけはスピッツだった

一般人の見るスピッツは「ロビンソン」や「チェリー」かもしれないが、コアなファンが見たスピッツは「愛のことば」や「俺のすべて」

そんな話が山田と通じると知ったとき、俺は心を開いた
まさか俺以外に
「スピッツの名曲は?」と聞かれ、
ウサギのバイク!」と答える猛者がいるとは思えなかったんだ

だが恋愛感情は無かった。ただの話が通じる友人としか見ていなかったのだ
山田には彼氏がいたためでもある。加山、というクラスのイケメンだ

ちなみにスピッツのウサギのバイクは、

脈拍のおかしなリズム
喜びに溢れながらほら
駆け抜けていくよウサギのバイク

という歌詞が大好きだった

31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:00:05.60 ID:NxV/zzGS0
ほう、そしてそして

32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。あと-64,751秒:2008/01/12(土) 00:01:38.56 ID:0nIZIDjpO
対人恐怖症も無かったかのようになり始めた
数字で表せば0.3……0に近いが無いわけじゃない。本当に0.3だった

山田と仲良くなると、自然に小森とも仲良くなった。小森とは文学の話で盛り上がった

「カムパネルラ」
「銀河鉄道の夜!」

と問題を出し合う。そんな仲

33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:05:14.15 ID:rSzt1ZEN0
カムパネルラで銀杏の夜王子と月の姫を思い出した僕は銀杏厨。
そんな僕は昨日銀杏のライブに行って、その後偶然峯田と会いました。

34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:05:31.36 ID:0nIZIDjpO
いつの間にか、山田は根岸にちゃんと思いを伝えたらしい。

察しの通り答えはNO

これでもう解決かと思えば、山田は新たな問題を運んできた

「最近加山くんが冷たいの。冷めたのかな?」

本心は「知るか!」と叫びたいが、“まだ”そんな度胸はなかった

「……それは俺に相談することじゃなく、加山に相談することだと思う」

我ながら間違ったことは言ってないはずだ

「ちょっと、加山くんに聞いてきてくれませんか?」

他力本願も良いところだ

35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:06:50.76 ID:hER8BZ7xO
>>34山田に軽くイラッとした

38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:10:30.34 ID:NBk2t6aHO
>>35
それには同意するしかないな。

36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:10:08.47 ID:0nIZIDjpO
凄い勢いで頼まれ、俺は勢いに負けてしまった
まあ丁度友達がいない上、精神病も治りかけ。新たな友達をつくるチャンスだと思った

学校で、ボケーッとしている加山に話しかける

「……やあ」
「……」
「……やあ!」
「……ん?」

この瞬間、こいつは天然キャラだと理解した

「なにしてんの?」
「考えてた」
「何を?」
「猫」

意味がわからない

「猫?」
「しっぽ」
「猫のしっぽ?」
「うん」

加山はもしかしたら、始めから山田のことなんかに興味が無かったのではないか
そう俺は直感した

37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:10:21.24 ID:NxV/zzGS0
まったくもって、いいように使われているな

39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:11:14.67 ID:pT+R6PQw0
>>1
オナマスとか好きそうだな

40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:14:36.86 ID:0nIZIDjpO
「猫のしっぽがどうしたの?」
「あれさ、良いよな」
「良い……?」
「便利そう」

加山の思考は、人々の遥か先を行っているように思えた。だが悪い奴には思えない
根岸とは違い、仲良くなれそうだ

「便利かなあ」
「うん」
「何に使うの?」
「回す」
「は?回す?」
「暇なときに、しっぽで変な動きしたりとかさ。空中で文字描いたりとかさ」

今でも頭に残ってる会話だ
加山の価値観、思考に俺は深い興味が持てた。
山田とか関係なく友達になりたいと思った

41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:20:02.55 ID:0nIZIDjpO
俺は完全に加山の世界にいた。日本じゃない、学校じゃない。加山の世界だ

「でもさ加山、俺は熊の手とか馬の足とかの方便利だと思うな」
「だめ」
「だめかい」

俺は肩を落とす

「そんなもの大人に利用される」

この言葉が、光の線を描いて脳を刺すような衝撃を受けたことを俺はよく覚えている

「利用……」
「便利だけど、大人に利用されない。一番猫のしっぽが丁度良いんだ」

山田が加山に惚れたのだろう。俺は直感した

しばらく加山と俺は二人きりで話していた。時間も忘れそうな不思議な時間……

加山は不思議な奴だった

42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:20:23.69 ID:NxV/zzGS0
おれも、猫のしっぽは欲しいな。
パタン、、、パタン、、、ってリズムとっているのを見ると、うらやましくなる。

44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:25:34.13 ID:0nIZIDjpO
それから加山と俺は仲良くなった。
友達、と言ってももはや問題はないであろう関係になった

だが一番驚いたのは根岸と加山が非常に仲が良いことだった。
どうやら中学校から同じクラスらしい

会話を聞けば、凹凸という字のように上手く重なり合う会話になっていて、面白かった

「お前巨乳と貧乳どっちがいいwwww」
「思考」
「思考って何だよwwww」
「思考が合う人なら体なんて」
「思考ってあれだろwwwwニーチェwwwww」

それは思想家だ

47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:30:05.01 ID:0nIZIDjpO
山田から話があると呼び出された。
あの日のように、図書室前の廊下に

「1くん!」
「はい?」
「聞いてくれた!?」
「……ああ」

聞いた。確かに俺は加山に聞いた
俺は確かに加山に「まだお前彼女さんのこと好き?」って聞いた。

するとその時の加山の返事は

「彼女の思想と俺の思想は白と黒だ」

と答えた。
どういう意味?と聞けば、

「混ぜ合わせても綺麗な色にならない」

と答えた。
ああ、なるほどと手を叩いた

果たしてそれを山田に伝えるべきか、悩む

50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:35:27.46 ID:0nIZIDjpO
答えれば納得しようにもしまいにも、解決はするだろう
だがそれは山田が俺を頼って解決しただけだ。
山田個人の問題は解決するが、社会的に解決はしていない

「いや、聞けなかったよ」
「なんでですか!?」
「なんでって、これは山田の問題だろう」
「そんな冷たいこと言わないでくださいよ!!」
「じゃあ待ってろ」

俺は携帯を取りだして加山に電話し、山田に渡した
山田は慌てている

「加山、じゃあいま山田に代わる」
「ちょっ、え!?1くん!!」
「うるさい。自分で聞きなよ」

俺は電話が終わるまで図書室で本を読んだ。
本は夏目漱石の「こころ」。読むのは3回目だが、これは名作中の名作だ

52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:39:30.01 ID:0nIZIDjpO
しばらくしたら、山田がぐしゃぐしゃの顔で図書室に入ってきた

「ぶらべだ……」
「はい?」
「ふられだ……」
「フラれた?」
「うん……」

山田は椅子に座った。とりあえず俺は購買部に走り、ティッシュとお茶を買った

そして山田にティッシュを渡したあと、「体の水分、涙で無くなるぞ」とお茶を渡す

山田は震えた声で「ありがとう」と言った

「……山田、腹減ったか」
「……うん」
「ラーメンおごってやる」
「……うん」

泣き止むまで図書室にいた

55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:43:04.23 ID:NxV/zzGS0
まだ起承転結の起か。

57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:44:23.04 ID:0nIZIDjpO
雨の帰り道、俺らはラーメン屋に寄った。山田は泣き止んだが、やはりまだヘコンでる様子

「よぉー!!www1じゃん!www山田ちゃんもwwww」

なんで根岸がここに?

「あ、1と……山田…?」

加山まで……

やばい。最悪の事態だ
もし根岸が山田が今ヘコンでることを知ったら、必ず余計なアクションを起こす

山田と俺は凍り付き、現実を受け止め、左から順番に加山、根岸、俺、山田で座った

59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:48:35.22 ID:0nIZIDjpO
ただただ根岸だけがうるさい。他は静かにラーメンを食べていた

「みんなテンション低いwwww雨だから?www」

根岸うるさい

「うるさい」

加山ナイス
そして加山がおもむろに耳打ちしてきた

「……最悪じゃないか。この状況」
「うん、泣きたい」

俺は真っ白な頭でラーメンを食べる。
スープをすすり、麺をすする。ラーメンを食べる

「みんなテンション上がるまで帰さないからwwwww」

迷惑です

61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:49:26.76 ID:NxV/zzGS0
さすが、根岸さん。空気がよめないわ!

62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:53:35.57 ID:0nIZIDjpO
「少し面倒なことになってんね」

加山が他人事のようにつぶやく。水を少しずつ飲んでいた

「そうだな。なんか良い打開策はある?」
「ラーメンを食べる」
「良かった。じゃあもう大丈夫だ」

そんな冗談を言いあってると、山田が急に席を立ち、店を出た
店員が焦る

「ちょ、お客さん!?」
「あ、俺払うんで……」

恐らく山田は、加山を忘れたいのに目の前にいられて、現実から逃げたくなったのだろう

メールが来た。小森だ

64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 00:55:51.52 ID:0nIZIDjpO
件名:ねぇねぇ
本文:なんかあった?山田電話にも出ないんだけど……

とりあえず、メールで全てを話した。すると返信はこうだった

件名:あらー
本文:どどんまい(^ー^)b

腹がたった。色んな意味で

66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:00:06.72 ID:0nIZIDjpO
とりあえずその後帰宅し、布団にくるまって何もかもなかったことにした

メールが来た。山田だ

件名:ごめんなさい
本文:ごめんなさい

怖いです。とりあえず「なにが?」と返信する。
大体予想はつくが、失恋した人に「怖いです」と返すわけにもいかないだろうから

返信が来た

件名:Re:ごめんなさい
本文:変なことに巻き込んでごめんなさい

別にこちとら終わったことはどうでも良かった
とにかく「いいえ、構わないです。ゆっくり休んでください」と送信。無難

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:03:12.29 ID:0nIZIDjpO
次の日から山田の調子がおかしかった。
山田といた時間は小森といる時間に入れ替わる

山田は明らかに俺を避けていた

「山田、次の数学ってテストだっけ?」
「……し、知らないよ……」

そして山田はどこか遠くへ行く。とりあえず加山に話を聞くことにした
なるべく話に根岸を含まないようにする

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:04:49.38 ID:WNVPw7ob0
結構wktkなんだが

70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:08:00.75 ID:0nIZIDjpO
「加山」
「……ん?」
「また考え事?今度はなに?」
「………月」
「月?アポロとかの話?」
「いや、月なんて本当にあるのかなって」

詳しく聞いたら本題を忘れそうなため、いち早く本題に入ることにした

「今日とかさ、山田変じゃない?」
「……知らない」
「そうか…」
「……恋じゃないか?」
「俺が興味無い」
「随分手厳しい」

次は小森に聞くことにしたが、月に関しての話を聞いてみることにする

72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:12:36.37 ID:0nIZIDjpO
「んで、月がどうのこうのって何だったの?」
「……月は個体じゃない。気体じゃない。液体でもない」
「じゃあ概念?」
「近い」
「月はなんなの?」
「穴」
「穴?」
「真っ黒な夜空という天井に空いた穴」

加山の話は、本当に興味深い。一生話しても飽きないだろう

「穴……」
「天井の向こうは金と銀の世界。それを唯一地球人に見せるものが月という穴」
「アポロは月に行った」
「月を通って宇宙に行ったんだ」

コイツは本当に凄い思考の持ち主だと思った

73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:16:25.87 ID:0nIZIDjpO
小森に話を聞いてみた

「小森、ちょっといいか」
「アリス!!」
「ルイス・キャロル。山田のことで話がある」
「正解!なに?」
「今日とか、山田変じゃない?」
「ああ、それね。知らない?」

どうやら小森は知っているようだった

「教えてくれ」
「彼女ね、ストーカーにあってるの」

なんだって?

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:17:21.14 ID:WNVPw7ob0
それからそれから?

75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:19:49.37 ID:0nIZIDjpO
「いつから?」
「6日前ぐらいかな」
「一週間前ぐらいか……だが一週間前ぐらいは普通だったぞ?」
「うーん……関係ないのかな」
「いや、だけど解決はさせた方が良い」

ストーカーは誰だ?と聞こうと思ったが、愚問だと思い口を閉ざす。
小森と俺はアイコンタクトをした後、同時に口にする

「「根岸」」

76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:21:50.16 ID:NxV/zzGS0
根岸www

77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:23:03.96 ID:0nIZIDjpO
情けない男だ。まだ引きずっていたのか

「1もわかってんね」
「まあな」
「どうする?」
「どうするもこうするも」
「?」
「直接話してくる」
「え、やめときなよ…」
「なんで?」
「直接ストーカーやめろって言うの?」

ダメなのか?

「え、ダメ?」
「えー……だって常識的に考えて……」

面倒なことは早く片付けたい。その一心が俺を行動させた

79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:23:56.22 ID:WNVPw7ob0
根岸wwwwwwwwwww

80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:26:14.72 ID:0nIZIDjpO
「根岸、ちょい良いかな」
「びっくりしたww急に話しかけてくんなwwwwびっくりしたwww」

明らかにビックリしてねぇだろこの根岸野郎

「話がある」
「なにwwww告白とか勘弁wwww」
「違う。お前さ、山田に何かしたか?」
「……してねぇwwwwってかなんで山田wwww」

ああ、殴りたい
ホームランバットでこいつをカムチャッカまで飛ばしたい

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:26:14.44 ID:lPSRWJ620
こんなにwktkするスレは久しぶりだな
釣りでもいいから続きが知りたい

83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:29:44.74 ID:Jh8eTyVrO
wktk

84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:29:50.59 ID:0nIZIDjpO
根岸の貧乏揺すりが速くなり、体が大きく揺れている。
根岸は過剰に反応していた。図星なのだろう

「見に覚えあるだろう?話す場所変えるか?」
「早く言えよなんだよwww山田がなに?wwwww」
「……ストーカー」
「はい?wwww意味がわからないwwwww」
「場所変える。来てくれ」
「あなたとならどこまでもwwww」

着いた先は、図書室前の廊下
深い意味は、あるようでない

85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:30:02.11 ID:WNVPw7ob0
wktk、がんばれ

86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:31:44.47 ID:4yVNPD0T0
おもすれー

87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:32:00.61 ID:NxV/zzGS0
ばっちこーい

89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:34:18.47 ID:WNVPw7ob0
加山、電波すぎだろwwww

90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:35:03.97 ID:0nIZIDjpO
別に山田に特別な感情があるわけじゃない。ただの友達だ
だが今は友達としてもまともに会話も出来ない
それが嫌だから、今できることをするんだ。それに面倒ごとはさっさと片付けたい

「根岸、お前春に山田になんかした?」
「なんかしたとかwwww実際もう知ってんしょ?wwww」
「うん、じゃなきゃこんな話しないもの」
「でも実際お前関係なくね?www」
「は?山田と俺は友達だ。だから助けてやるんだよ」
「友達とかwwww実際狙ってんしょ?wwwwwんでお前は加山と山田を別れさせてwwww」
「はあ……?」

こいつは何か勘違いをしているのか?
それとも適当な言い訳を作って逃げようとしてるのか?

とりあえず、こんなこと言われたら不快だ

91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:36:35.46 ID:RRk6ysd1O
深い

93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:39:16.37 ID:fFAwjz0OO
かんなり込み入ってきたなw

94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:39:53.88 ID:0nIZIDjpO
「実際お前最低だよwwww加山を別れさせて自分だけ幸せになろうとしてるwwww」
「待て誤解だ根岸。あれは二人が話し合った結果だ」
「言い訳すんなやwwwwそして今度は俺まで陥れる気っすかwwwwww」
「違う。今お前がしていることは明らかに間違ってるってことを言いたいんだってば」
「はいはいwwwwwwお前がなにをしようと周りはそう見てしまうんだよwwwww」
「……え?」

加山もそんな目で見ていたのか?
根岸も?小森も?山田も?

頭の中の血液が熱くなっていき、視界が白くなっていく

95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:39:58.52 ID:lPSRWJ620
>>1は良い奴なんだな。
俺だったら根岸ぶん殴ってる

98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:42:25.21 ID:4yVNPD0T0
俺・・・実は根岸みたいなノリなんだ・・・スマン
だから清純系の女の子がはなれていくのか・・・

100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:43:52.37 ID:fFAwjz0OO
>>98
人間どこに目付けてるか分からんよ

99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:43:35.10 ID:0nIZIDjpO
今まで加山は俺のことを嫌っていた?小森も山田も?
本当は嫌だけど仕方ないから俺と話していた?
今まで俺は何をしてきたんだ?

中学校の思い出が、悪戯に脳裏をよぎる

「……か、か、か」
「は?wwww」
「加山もそう思って……?」
「当たり前じゃんwwwwww」

ぱん、と脳が音を立てた

101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:44:35.10 ID:6xx7Hd8K0
加山は天然電波っぽい
>>1は中二病っぽい

103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:48:47.59 ID:rSzt1ZEN0
これはおもしろい

104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:50:18.02 ID:0nIZIDjpO
山田が最近避けていたのも、そのせいなのか?だから避けていたのか?

だが今根岸がしていることは、明らかに山田が嫌がっていることだ。
やめさせることは変わりない

「……根岸」
「はい?wwww急にブルーか?wwww」
「お前、かっこわるいよ」
「お前ほどじゃねぇよwwww他人を蹴飛ばして幸せになろうとするやつよりはwwww」
「失恋したのにしつこく山田にしがみつくなよ」
「なんだよwwwwやっぱり山田狙ってんのかwwwwそうやってヒーローぶってんのも点数稼ぎ?wwwww」
「ヒーローじゃなくていいし、0点でもいいし、かっこわるくていい」
「じゃあなんだようぜぇwwww」
「山田にこれ以上しがみつくのをやめろって言ってんだ……!!俺自身なんてどうでもいい……!!!」

根岸の表情が変わった。眉間にシワが寄っていく

105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:51:54.76 ID:PHihCn0hO
根岸は最低な奴だな・・・こういう奴が俺のクラスにもいるから困る

107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:54:58.75 ID:lPSRWJ620
wktkと切ない気持ちが止まらない

108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:55:27.71 ID:At0Zgzk0O
これはワクテカせざるをえない

110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:56:40.22 ID:0nIZIDjpO
「俺さあ、前から1が嫌いだったんだよね」
「……俺もお前嫌いだ」
「なんかクールぶってるっていうの?そのくせに性格は糞悪いしさ」
「ストーカー様がよく言うな。他人より自分の方が見易いのになんで見ないのさ?」
「俺なんか間違ったことしたか!!?」
「したんだよッッ!!!」

いつの間にか二人とも取り乱していた。
ひたすら腹を立て、怒りや恐怖……色んな感情が足を震えさせる

「1…お前さ、人の恋邪魔して楽しい?」
「恋?アンダーグラウンドからこっそり女子を見つめるのが恋?
 辞書で引いてみろ!!お前がやってることはストーカーだ!!!」
「だからそういうカッコつけた言い回しがムカつくんだよ!!!」

いつの間にか、大声を上げあっていた

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:59:11.31 ID:6xx7Hd8K0
>>110
>「だからそういうカッコつけた言い回しがムカつくんだよ!!!」

ちょっと同意した

111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 01:56:58.76 ID:u7I/LK7/0
引き込まれる良い文章だ。
wをうまく使っている。

が、誰が発言してるのか分からない時がある。
特に加山戦は発言文字数と語尾で人物が感覚的に想像しにくい。

113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:00:33.73 ID:0nIZIDjpO
いつの間にかただの口喧嘩になっていた
あくまでも図書室前の廊下だから、図書室の先生から「ケンカなら外でやれ」との叱責。
お互いモヤモヤイライラした気持ちで教室に戻った

行き場の無いイライラは、なぜか涙に変わった
俺は急いでトイレに駆け込み、泣いた。

みんな俺をそんな目で見ていたのか?俺がしたことは無駄だったのか?

また同じことを繰り返すのか?

授業開始のチャイムが鳴っても、俺はトイレにいた

120 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:06:27.21 ID:0nIZIDjpO
教室に戻ると、加山が真っ先に声をかけてきた

「腹でも下したか」
「……授業は?」
「もう終わったよ」
「……加山」
「ん?正露丸なら無いぞ」

この加山がそんな目で俺を今見ているのか
彼女との関係を亀裂させる最低の男。自分の幸せだけを掴む男

俺は逃げたい気持ちと、確認したい気持ちが頭の中で入り交じり、口から言葉が出なかった

「……」
「1、なんでヘコンでるのかわかんないけどさ」
「……」

「俺、笑ってるお前の方が好きだなあ」

この言葉に、救われた気がした

122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:07:29.55 ID:RRk6ysd1O
加山かっけえええ

127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:09:55.09 ID:lPSRWJ620
>>120
切ない…

130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:11:27.62 ID:0nIZIDjpO
その後どうしたらいいのかわからず、とりあえず小森にストーカーを阻止できなかったことを伝えることにする
余計なことは言わない

「小森、あのさ」
「あ、クラムボン!!」
「やまなし。ストーカー阻止出来なかった」
「正解!そんな簡単にはいかないよw根岸だもん」
「根岸だもんな」
「うん」
「うん。小森、これからどうしようか」
「私に提案あるよ」
「なに?」

132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:13:31.65 ID:u7I/LK7/0
クラムボンってなんだったんだろうな・・・。
未だに小学校の時の謎だわ。

135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:16:21.70 ID:PHihCn0hO
作者(名前忘れた)に「クラムボンってなんですか?」って聞いたら、「知らない」と答えたらしいね

133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:15:42.83 ID:0nIZIDjpO
ふふん、と小森は勿体振り、答えた

「川崎くんに助けを求めよう!」
「川崎……誰?」

クラスの人のことは把握してないため、急にそんな固有名詞を言われても困る

「ほら!テストでクラス1位だったあの川崎くん!!」
「……ああ!」

思い出した。クラスで一人だけ全て95点以上の天才がいたこと
名前は確かに川崎だった

「私ね!頭いい人に聞くのが一番いいと思うの!」

なんか微妙な案に、俺は首を傾げる

138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:19:41.24 ID:0nIZIDjpO
「川崎か……勉強ができる=頭が良いとは限らないからな」
「じゃ!上手く話をつけてきてよ!!」
「また俺ぇ?もうやだよ」

これ以上傷つきたくない

「上手くいけば山田と付き合えたりするかもよー?」
「アイツには興味無い」
「あ、そうなの」

この小森の「あ、そうなの」に不思議な違和感を感じた。

何か先のことを計算してるような言葉……

何か特別な意味を俺は感じた

139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:19:42.51 ID:+fx1LfsGO
あぁ追いついちまった
1文才すげぇわ

140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:22:46.16 ID:0nIZIDjpO
とにかく川崎とは顔を互いに知る程度の関係になろうとした。なにか共通の話題でもあれば話ができるのだが……

そう思考をめぐらせ、川崎くんに近づくと、丁度良いものを川崎くんは持っていた

その丁度良いものには、「箱男 安部公房」と書かれていた

本だ

143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:24:22.28 ID:6BzaODfA0
ごめん
加山って言うと加山雄三思い出すのは俺だけか?

144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:25:49.40 ID:OKyTK+GE0
>>143
よう俺

148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:27:50.25 ID:0nIZIDjpO
「川崎くん、安部公房好きなの?」
「……………うん」
「安部公房の何が一番好き?」
「……………砂の女…………かな」
「ああ、あれ俺も好き。映画にもなったよね」
「……………そうなの?…………知らなかった」
「あ、ゴメン。読書の邪魔かな」
「……………もっと聞きたい」

本当はもっと無口な子なのだろう
もし共通の話題が無ければ絶対に挨拶もままならなかったことが目に浮かぶ

154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:32:25.91 ID:0nIZIDjpO
しばらく安部公房や、伊坂幸太郎の話をしていた。
川崎くんは近代の文学が好きのようだ

「……………伊坂幸太郎いいよね………」
「うん、ラッシュライフが一番好きだな俺」
「…………俺も……………チルドレンの映画も好きだけど」
「いやあ、川崎くんとこんなに話が通じるなんて」

ここで困った。どうやって根岸の話に持っていこう?
このまま無理やり話を変えても、話に乗ってくれるわけがない

……良いことひらめいた。

そうだ、川崎くんもアイツとなら話は合うだろう。アイツと接触させよう

156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:33:23.52 ID:fjxygwhuO
>>1とはうまいラーメンが食えそうだ 執筆がんばれ

157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:35:58.26 ID:0nIZIDjpO
「小森って女子知ってる?」
「……………あの背の小さい子?」
「そうそう。アイツも本好きだから、話合うんじゃない?」

小森から上手く話を振ってもらおう

「………………女子とあまり話したことないから…」
「大丈夫!俺がなんとかするよ」
「……………じゃあ、うん」

よし、小森も本が好きだ。川崎くんも本が好き。絶対話が合うだろう

川崎を連れて教室を出るとき、確かに俺は山田の目線を感じた

161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:40:03.54 ID:0nIZIDjpO
小森と川崎くんはやっぱり話が合った

「ねー!!伊坂幸太郎って重力ピエロからつまんなくなってきてるよねー!!」
「…………つまんないっていうか…………面白いんだけどオチが弱くなってきてる……」
「それだね!!それだよ川崎くん!!やっぱ頭良いね!!」

小森は川崎くんが気に入ったようだ。
気に入る分には構わないが、本題を忘れないでほしい

「小森、本題」
「あ、うん!ねぇ川崎くん!」
「…………?」
「君の脳ミソ、借りるよ!!!」

なんて表現をするんだ小森

165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:45:06.61 ID:98jCSfeiO
稀に見る良スレだろ
wktk

166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:45:56.69 ID:0nIZIDjpO
全てを話した
必要な全てを話した。不要なことは話さない。たとえば俺個人の問題とか

「……………根岸くんが」

ほとんど小森との対談になっていた。
俺は話を聞きながら頭を回転させる。だからここからは終始無言
話し手は小森と川崎くんにバトンタッチした

「川崎くん!!どうしたらいいと思う!」
「……………………山田さんが加山くんと付き合ってたなら、加山くんがより深く何か知ってるかもしれない……………
 加山くんなら僕らよりよっぽど山田さんを知っていると思う………だから…………加山くんにも相談したらどうかな」

なるほど、だがこんな簡単なことがわからなかったんだ、と歯痒い気持ちになった

171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:50:53.25 ID:0nIZIDjpO
小森と川崎くんは加山とそこまで親しくないという理由から、俺から加山に話をつけることになった

俺はなんでこんな面倒なことばかり。でも俺は本当に対人恐怖症なのか?だったのか?明らかに大丈夫ではないか?

などと他のことを考えて苛立ちを柔らかにし、教室のドアを開ける

加山と山田が、話していた
いや、正しく表現すれば山田が一方的に話しかけているが加山が無視している、もしくは適当に流している。そんな会話と言えるのかわからない会話

一方通行のコミュニケーション、という表現がピッタリすぎたその光景に、俺は入る

175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 02:56:48.93 ID:0nIZIDjpO
二人のリアクションは、正反対だった。まさに白と黒。混ざっても綺麗にならない色同士の比較

加山は顔だけを動かし、片手を上げ、「よぉ、元気でた?」と挨拶

山田は水をかけられた猫のような反応をした後、そそくさと逃げ出した。明らかに避けている

加山が「なんかアイツ最近変だよな」と口を尖らせる。それ、今日俺が言いました

「……加山」
「ん?それより元気でた?」
「ああ、うん」
「良かった良かった」

本題に入る

「加山」
「ん?」
「根岸好きか?」
「………さあ」

加山らしくない反応だった。こんな茶を濁すような反応、普段彼はしない

何かを知ったのか?

179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:01:54.74 ID:0nIZIDjpO
「何か加山らしくない反応だな」
「俺らしくないかな?」
「まあ、うん」
「全部山田から聞いた」

その言葉を聞いた瞬間、色んな考えが脳内を駆け巡る
最悪の事態、最高の事態、何を聞いたのか、何を理解したか

それに俺は対処出来るのか

「どこまで聞いた?」
「根岸のやっていること」

わかりやすい返答だった。即答だった以上、それ以外のことは聞かなかったのだろう
今さっき山田が加山のところにいたのは、そのことを話すため。繋がった

「よし、加山。協力してくれ」
「断る」

まさかの返答だった

180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:03:14.70 ID:NlIkN2ah0
「よし、加山。協力してくr「断る」

(  ゚д゚)

( ゚д゚ )

182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:06:35.63 ID:0nIZIDjpO
「どうかしたのか」
「アイツ……山田は、人に頼る癖がある」
「ああ、確かに」

確かに山田は今までも色々なことを押し付けてきた。
根岸の告白の件、加山の冷めてるか否かの件……

「これ以上奴は人に頼れば救えなくなる」
「……確かに」
「1や小森や川崎くんも、手を引いたほうがいいよ。
 最悪何かするにしても、相談にのる程度がいい」
「……わかった」

やっぱり、加山は山田のことをよくわかっていた。
だが、解決策は手に入れることは出来なかった。

むしろその逆、だ

183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:09:42.45 ID:1VuvthUVO
いや
逆とはいえない

185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:12:19.99 ID:SQrkgYam0
90度くらいか・・・

184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:11:44.14 ID:0nIZIDjpO
散々悩んだ結果、やっぱり俺と小森と川崎くんでストーカー事件を解決させることにした

だが打開策が全く見つからない。
やっぱりまた放課後にでも話し合うしかないのかと結論付いた

そして今度は俺と小森の二人で話すことにした。川崎くんは講習があるとのことだったのだ

だが俺の中には、加山の言葉がまだ刺さっていた
これは本当に打開策になるのか?

むしろ、逆効果なんじゃ……?

188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:16:30.64 ID:SRL2GPUHO
なかなかおもしれー

189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:18:04.56 ID:0nIZIDjpO
根岸が来た。なんでまた呼ばれんだよとでも言わんばかりの顔をしている

小森と話し合った結果、基本的に俺が話すことにした

「呼んだ理由わかるか根岸?」
「また呼ぶとかうぜぇwwwwwしかも今度は仲間付き?wwwww」
「やめる気は?」
「は?wwwww」
「ストーカーをやめる気は?」
「やめるもなにもやってねぇしwwww証拠も無いくせにうぜぇwwwwwww」

ここで小森が「山田本人が言ってた!!これでもう十分な証拠でしょ!」と口を挟むが、根岸に悪びれた様子は無い

「それでも知らねぇwwww」

根岸は何が何でも認めないつもりらしい

194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:22:24.68 ID:0nIZIDjpO
「おい1ぃwwwwお前山田狙いすぎて必死だなwwww」
「だからそんなんじゃねぇって言ってんじゃん」
「加山も役立たずだしよぉwwww」
「……は?」
「元彼女なら何とかしてやりゃいいのによぉwwwwボケーッとしてなんもしねぇwwwww」

違う。加山は怠けてそんなことをしてるんじゃない

「加山も所詮なんも出来ないクズじゃん?wwwww俺以下だ俺以下wwwwww」

俺は生まれて初めて人の胸ぐらを掴んだ

201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:27:22.08 ID:0nIZIDjpO
胸ぐらを掴み、必要以上に首を絞め、壁に根岸を押し付けた

「ヒャハハハハwwwwキレたwwww」
「お前いい加減にしろよ……!!!加山はそんな奴じゃない……!!訂正しろ……!!」

俺はたぶん、醜く顔を真っ赤していたと思う。
顔が熱くなっていくのがわかり、頭に血が昇る

小森が俺を止めた。
「ちょ、暴力はだめだって!」と不器用に止めてくれた

もし止めてくれなかったら、俺は殴っていたかもしれない
小森に「ありがとう」と言おうとしたが、なぜだろう声が出なかった

202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:28:41.71 ID:cagqlp7B0
根岸は一生彼女できなさそう

人の気持ち考えなさすぎ

204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:30:15.17 ID:2SRUiWm+0
iya…..ねぎしみたいな奴ほどモテル…

205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:30:57.55 ID:Tv+Nyc+9O
>>204
あるあrwwwwwwねーよwww

208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:33:09.32 ID:0nIZIDjpO
小森は根岸に言葉を投げ掛ける

「根岸、アンタ嫌われるよ」
「そんなこと言って何になんの?wwww」
「何にもならないかもしんないけど、忠告」
「いらねぇしwwww」

パァン

一階の廊下に、甲高い音が響き渡る。運動会のピストルに似た音……
根岸を見ると、頬に手形が付いていた
根岸からさらに目線を上げると、涙目で佇む小森がいた

小森が根岸を、思いっきりビンタした

211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:35:37.00 ID:hAiCZN/x0
ここまでのあらすじ

第1話:トラウマが原因で対人恐怖症の1女子2人に告白されたオタクに断りを入れてくれと頼まれるが断る
女はコクラレ山田と古森 アドゲット
山田に告白した根岸君と話す、典型的なウザキャラオタク

第2話:時は流れ山田、古森と仲良くなるが山田は池面彼氏もち、
彼の名前は加山君、最近冷たい理由を聞いて来いと依頼される

第3話:加山君の魅力にあてられる1、あっちの世界を垣間見る

第4話:山田、加山君に振られる
下心丸見えでおごる1、しかし、ラーメン屋で加山君と根岸君のコンビとかち合う
凍りつく空気と傷心の山田

第5話:冷え切った空気、根岸君がうざい、逃げる山田

第6話;翌日、よそよそしい山田、根岸君のストーカー行為発覚、根岸君に問いただす1、
行動が狡猾でみんなそう思っているという指摘を受けて激情する1
便所を涙で濡らす1

第7話ストーカーを止められなかった1、秀才の川崎君に助けを求めることに
加山君に聞けと川崎君が言うから結局加山君に聞くことにした

第8話:加山君はストーカーのこと分かっていた、
加山君曰く山田の頼り癖をこのままにしておくとダメになる。しかし、根岸を呼んで放課後サミット開催

しらを切る上に使えない奴と加山君を卑下する根岸君、怒るおいら
小森が止めてくれなければおいらは根岸君に鉄拳パンチ食らわせていただろう
しかし、なんだかんだ根岸君をぶったたいたのは小森だった

215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:38:50.44 ID:0nIZIDjpO
小森は真っ直ぐ根岸を見つめながら、涙が頬を伝う

「いてぇ…ww」
「反省した?」
「するかwwww」

パァン
また小森はビンタをした

「……反省するまでやるから」
「うぜぇ……ww」

パァン、パァン、パァン……
何度でも何度でも、ピストルは鳴り続けた

なぜ根岸は抵抗しないのか、俺にはなぜかわかっていた。
アイツは本当に山田が好きなんだ

216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:40:38.26 ID:9PEofAISO
まさか小森とくっつくのは辞めてくれよ

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:41:34.47 ID:10a2/wO1O
つーか当事者の山田も同席させるべきなのでは。
まあ今更だけど。

218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:43:02.59 ID:XP2j8kna0
根岸はヒネクレすぎだなwww

共学・・・羨ましい・・・

220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:43:50.79 ID:0nIZIDjpO
弾切れにならないピストルが10発目を撃とうとしたとき、図書室の先生が廊下の事態に気付き、小森を止めた。
まるで小森を犯人かのように

確かに正当防衛でもないが、間違ったことはしていない。でもこの場合この場で怒られるのは明らかに小森だ

頭が、いたくなってくる

その後、担任が小森に事情を聞いた結果、根岸のストーカー事件が担任に知られた

結果根岸は別途指導、小森は反省文となった

俺は?俺にはなにかないのか
小森にはあって、俺にはないのか
小森がしたことは正しいのに、俺はなにもしてない

それなのに

223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:46:31.59 ID:10a2/wO1O
川崎くんは何を思っていたんだろうなあ

224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:48:10.94 ID:Tv+Nyc+9O
別に文章が上手だと思わないけど
加山の発言にグッとくるな

225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:49:11.58 ID:u7I/LK7/0
>>224
ああ、特に猫の尻尾とかな。

226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:49:59.37 ID:2/ibvqF60
なるほどそれで教師にベリートゥーベリーを食らわすわけか

227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:50:51.23 ID:lPSRWJ620
>>226
死ぬぞやめとけ

229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:51:12.17 ID:10a2/wO1O
>>226
セクシーコマンドー使いか…!

230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:51:16.57 ID:0nIZIDjpO
さらに夏は続く。今までの涼しい夏からセミの鳴く夏になる

ストーカー事件が解決したものの、まだ山田は俺を避けていた
何か余計なことを俺はしてしまったのか、という葛藤に悩まされる中、時期は学校祭準備へと事を運ぶ。
時は止まらない。どんなに待っても止まらない

小森と加山と俺と山田と川崎は、同じ班になった
最初は山田もこの班だと発表されたときは塩を舐めたような顔をしたが、小森の必死な説得により渋々賛成してくれた

そんなに俺が嫌か。山田

235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:54:29.31 ID:At0Zgzk0O
まさか山田は>>1の事がす…違うか…

236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:54:56.59 ID:0nIZIDjpO
木材、段ボール、釘、大量のガムテープが必要になった。学校祭ならば、このアイテムたちは絶対に必要不可欠だろう

必要なものはわかった。じゃあ誰が買いに行くか?という問題になる
ここは公平にジャンケンで決めた

「「「ジャンケン、ポン!!」」」

最悪。山田と俺になった

228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:51:02.60 ID:Qt2DvTSW0
叙情的な描写に関しては、若干見覚えはあるものの独自のものを持っている。
主人公の心情を抉り出す表現は稚拙。「どこかから持ってきた」感の応酬。
情景描写は独特で、映画を見ているような感慨。読み手が極めて想像しやすい。
登場人物の中では、比較的加山が異彩を放つように見えるが、>>1ならではだな、と思わせるのは小森のキャラクター描写。
快活で芯のある女性だが脆弱な部分を併せ持つ、ありきたりだが読み手にはそう感じさせない。
むしろ加山のキャラクターは手垢の付いたものに思えてくる。

wktk

237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:55:16.11 ID:Tv+Nyc+9O
>>228
キモいwwwwww
だが同意

238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:56:32.23 ID:bUtT/ke70
俺は評論が読みたいんじゃない。
物語が読みたいんだ。少し黙っていてもらおうか。

248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:02:11.08 ID:Qt2DvTSW0
ああああああ、まーたよくわからん難癖つけちまった、悪かった
本っっっ当に悪い癖だわもう、自分がほとほと嫌になんよ
そんな俺は根岸です

241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 03:59:12.29 ID:0nIZIDjpO
あまりにも嫌すぎたか遂に山田は仮病を使いだしした

急にしゃがみこみ、「あ、お腹痛いかも……小森行ってきて……」と明らかな嘘。
小森はそんな山田を一喝し、無理やり買い物に行かせた
俺も誰かとバトンタッチしようと思い周りを見渡せば、川崎くんが視界に入る

「あ、川崎くん」

後ろから肩を叩かれる。小森だ

「1……山田と話す唯一の機会だよ?色々聞けばいいじゃない」

確かにそれもそうだ。俺は山田と買い出しに行くことにした

246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:00:19.99 ID:hAiCZN/x0
9話>>211以降のあらすじ

第9話:しらを切る根岸君、根岸君をぶったたく小森
突如教師が現れてストーカー事件を把握、川崎は勉強していただけだった

時は流れ、ストーカー事件は解決したが山田はいまだおいらを避けている
学校祭準備でストーカーを除く5人が班になった
おいらと山田で買出しに行くことになったんだ。
まさかそのときはあんなことが起こるだなんて思いもよらなかったんだ・・・

251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:04:22.65 ID:0nIZIDjpO
「………」
「………」

セミの鳴き声がアスファルトに染み込む、アスファルトからタンポポが咲く、タンポポが俺らを笑う
話すことが無いわけではない。山ほど聞きたいことはある。だが、話しかけられない

「ねぇ山田」
「………っ!!」

山田が何が起こったのかさえわからないような顔をする

「最近さ、お前」
「あ!!あそこで段ボール貰おう!!」

山田は無理やり話を反らす。一体なんだというんだ?

「…山田!」
「へ!?」
「話がある!!!」
「……うん」

学校から一番近い公園のベンチに、俺らは腰を下ろした

255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:09:00.43 ID:0nIZIDjpO
「山田、最近お前変だよ」
「変じゃない」
「変だ」
「変じゃない!!」

山田は、明らかに何か思い詰めている

「山田、正直に言え。俺が苦手か?」

山田が横に首を振る

「……むしろいいやつ」
「じゃあなぜ避けてた?」
「……ごめん」
「いや、謝ることないけど……」

山田は俯いたままだった。こういう空気が苦手な俺は、

「飲み物買ってくるよ」

とコンビニへ逃げ出した

258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:10:35.78 ID:Tv+Nyc+9O
戻ると山田はいなくなってる展開に100ペソ

259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:11:16.37 ID:XP2j8kna0
これは告・・・いやなんでもない

260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:13:08.68 ID:10a2/wO1O
正直、山田がうぜえ。

261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:13:47.22 ID:+fx1LfsGO
山田うざいな
メンヘルかよ

262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:14:32.32 ID:0nIZIDjpO
セブンイレブンに入ったは良いものの、何を買ったらいいかわからない。
女子は何を飲むんだ?

確か、小森はリプトンをよく買っていた。リプトンでいいのかもしれない
だが加山は紅茶は苦手だと言っていた。山田がもし紅茶が苦手だったら……

とりあえずリンゴジュースやオレンジジュース、ありとあらゆる種類の飲み物を購入した。

合計1500円ぐらい

263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:15:10.70 ID:2/ibvqF60
ちょwwwwwどんだけがんばってんだよww
普通にお茶買えばおkだろwwww

264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:15:35.52 ID:XP2j8kna0
>>262
班のメンバーに配っても有り余る量だな・・・

265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:16:46.42 ID:Tv+Nyc+9O
糖尿病になるぞwwww

266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:17:39.56 ID:yIOVt0bVO
>>262
>>1のこういう不器用さがいいなw

267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:17:40.45 ID:XP2j8kna0
1「山田・・・とりあえずこれ全部飲み干せ。」

271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:20:40.57 ID:kSw0JCHmO
>>267
なんか吹いたwwww

268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:18:27.10 ID:Es8coHlk0
                        _,,t-‐‐-、,-‐‐-、
                     三’::::::…………… …..::::::`y,.
                     ナ::::::::::::::::::::::::::::::::: :::::::::::::ヾ
              | ̄|   V::::::::::::::::_{{ ({∫∬ノノjヾ:::::{
           | ̄| | ̄|   ナ::::::::::::::i`__,,,,,,,ァ_  _,,,,,_ t;;:ヌ
           |  | |  |  イヘ::::::(ヾ~!,ャt、 !”’i ィtン )=f }f
           |  | |  |  i {t)テ” ヘ’ ‘___,イ ヽ_/ 介’
           |  | |  | _,rヘ_,j|!’     /ー–”!     |’
           |,.ィ―”” ̄ /| |       /二ク     !
           /;;:::”;;::”::;;:/ { ! 、     ヾニン   ノ\
            /”’::::;r|”’:::;;;|  | ! \       _,,./|::;;”’\
        /:;;/ |;;;”::;;|   丶\  `__>-ー´   !;;;:”’::iヽ、
          i/   |’::;;;;”|      三 ―””       !”::;;;;| /ヽ
        /⌒ヽ  |;;”’:::;|       \            !;;::”|/  i
         /     \{”;;;::”}          ̄二ニ=    !::;;|   |
        /ヘ     |;;:::::;{            ‐-      !/   |
        /  i     |:::;;;”!             ー       !  / |
     /   l     |;;”;イ                   }   {、
     〉、      ∧テ{ ヽ  _   _,,,,;;;;;:::-==ニ;;;_   ノ __,イ´
      / \_    //レ!      ̄           ̄ { ̄  |
    /    `ー::v’´/ | i                     i    |
    i       / ̄   | |                     i、  |
    i       /    ||                         ヽ  |

270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:19:55.72 ID:0nIZIDjpO
まあ余ったジュースは帰ったらみんなにあげればいいよな、と考えつつ、俺は山田のもとに戻る

「山田ー!待たせてすまん!」
「………」

山田は俯いたまま、何も答えない

「えっと……怒ってるか?」

山田が首を横に振る。同時に涙が溢れた

「…………ってない」

「そっか」

「………」

俺はとりあえず、烏龍茶を渡す

「体の水分、涙で無くなるぞ」

小さな声で山田は「ありがとう」と言い、少し口に含んで、また涙が溢れて、また「ありがとう」と言った

なんだか、安心した
救われた気持ちになった

272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:21:34.36 ID:XP2j8kna0
俺はこういう涙に弱いタイプだなー 山田つい抱きしめたくなる

273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:22:08.78 ID:8c4Lbuo/O
いう事がいちいち臭いw

275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:22:55.22 ID:Tv+Nyc+9O
なんだか……その……勃起………しちゃいましてね……

まで読んだ

280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:26:41.72 ID:yIOVt0bVO
リンゴジュースやらオレンジジュース買ったわりには渡したの烏龍茶かよwww

277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:25:42.96 ID:0nIZIDjpO
山田が涙をふき、「色々ごめん」と唐突に口にした
「気にすんな」と俺は笑う

そして山田は、急にお茶を吹いて笑いだした
「あっはっはwww飲み物買いすぎwwww」
「のむ?」
「一人じゃ無理だよwwwあっはっはwww」

山田の笑顔を見た俺は、「山田ってやっぱり結構可愛いよなあ」と思っていた。
だが、恋愛感情は全く無かった。恋愛感情を持ったら、面倒なことになりそうだからだ

二人ベンチに座りながら、ゆらりゆらり風に吹かれて、ずっと笑いあっていた

284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:28:05.34 ID:AerShBV/O
で、原因はなんだったんだ?

285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:28:47.06 ID:HoPmmbb6O
きになるぜ

290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:30:59.48 ID:Ab5X+1pCO
追い付いた

>>1へ質問

この話はフィクションだよな??

リアルで
体の水分涙で無くなるぞ

て言ってるやつは

なんでもない

291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:32:33.97 ID:lzwOXwoSO
>>290
どっちでもいいだろそんなもん

293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:33:17.48 ID:HeIRt3Ts0
>>290
VIPでフィクションか否かを聞くのは

なんでもない

295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:33:27.90 ID:zOdB13hvO
>>290

ここは初めてか?
もう少し肩の力抜けよ。

それともなにか?涙で身体の水分なくされたいか?おい

292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:32:59.00 ID:0nIZIDjpO
山田も笑いがおさまり、今までの固まっていた関係も解れたことだし、そろそろ買い出しに行くか。と腰を上げた

山田が、俺の袖を掴む

「待って……!!」
「はい?もう一本飲むの?」
「飲まないよw大事な話があるの」
「相談……?」
「うん」

俺はまたかと肩を落とす

「山田……俺は何でも屋じゃねぇんだぞ?」
「私ね、付き合いたいの」
「また加山と?」

 

 

「いや、君と」

思考が停止した

296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:33:56.27 ID:XP2j8kna0
       ヽ|/
     / ̄ ̄ ̄`ヽ、
    /         ヽ
   /  \,, ,,/    |
   | (●) (●)|||  |
   |  / ̄⌒ ̄ヽ U.|   ・・・・・・・・ゴクリ。
   |  | .l~ ̄~ヽ |   |
   |U ヽ  ̄~ ̄ ノ   |
   |    ̄ ̄ ̄    |

298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:34:33.14 ID:XP2j8kna0
山田テラビッチ発言wwww

299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:34:38.13 ID:10a2/wO1O
どうにも山田は好きになれんなあ。

301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:36:14.85 ID:8c4Lbuo/O
相談乗ってそのまま乗っちゃえ作戦だな

302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:36:17.31 ID:hAiCZN/x0
9話>>211以降のあらすじ

第9話:しらを切る根岸君、根岸君をぶったたく小森
突如教師が現れてストーカー事件を把握、川崎は勉強していただけだった

第10話:なんだかんだストーカー事件は解決、山田はいまだ1を避けている
学校祭準備で1と山田で買出しに行くことになった

公園で、おいらは涙で干からびた山田に烏龍茶をのませたら告白されたんだ
あなたと・・・合体したい

309 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:38:52.36 ID:yIOVt0bVO
>>302
最後の一行でワロタwww

311 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:39:54.09 ID:XP2j8kna0
>>302
ンギモヂイイイィィィィィィィ

304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:36:50.87 ID:0nIZIDjpO
「は?」

気持ちは半信半疑だった。言葉通りの意味か、何かの比喩か……

「あの、うん。いや……」
「……?」
「あ、いや……ごめん……買い出し行こうか……」
「はあ」

俺は頭上にクエスチョンマークを浮かばせたまま、買い出しを進めた

ちなみに飲み物は公園に忘れた

307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:37:35.11 ID:AerShBV/O
飲み物wwwwww1500円w

308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:38:36.75 ID:10a2/wO1O
スタッフがおいしくいただきました

326 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:45:55.48 ID:0nIZIDjpO
買い出し終えた後、頭の中はもう散らかった子供の部屋のようになっていた。
なにがなんだかわからない。どこから片付けたらいいかもわからない
もう全てがわからない

肩を叩かれた。加山だ

「ちょっと来てくれ」

加山が俺を呼ぶなんて珍しい。
俺と加山は屋上へ向かった(本当は出入り禁止)

330 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:47:21.87 ID:XP2j8kna0
           ,;r’”´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、
         ,r’”;;;;:::::;彡-=―-=:、;;;;;;ヽ、
        /;;ィ””´  _,,,,….ニ、 ,.,_ `ヾ;;;;〉
         `i!:: ,rニ彡三=、’ ゙”ニ≧=、!´  屋上へ行こうぜ・・・・・・
        r’ニヽ,   ( ・ソ,; (、・’)  i’
         ll’ ‘゙ ,;:”’”´~~,f_,,j  ヾ~`”ヾ.  久しぶりに・・・・・・
        ヽ) , :    ”” `ー”^ヘ   i!
        ll`7´    _,r”二ニヽ.     l  キレちまったよ・・・・・・
        !:::     ^”””ー-=゙ゝ    リ
        l;:::      ヾ゙゙`^”フ    /
        人、      `゙’゙::.   イ     
  

よくわかりませんがAA置いときますね^^

331 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:47:26.93 ID:kJ70sfEg0
加山「I can fly!」

333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:50:02.73 ID:0nIZIDjpO
加山は床に腰を下ろし、何の枕もなく話を始める

「1、面倒なことになってきた」
「また?」

俺は大の字になり、寝っ転がった。空に落ちそうな錯覚に陥る

「ああ、まただ」
「なにが面倒?」
「川崎くんだ」

意外な名前が上がってきた。思わず体を起こす

「川崎くん?」
「ああ」
「どうかしたのか」

335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:51:46.29 ID:kSw0JCHmO
加山「川崎君にストーカーされているんだ」

341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:52:39.07 ID:7Eaw9A2bO
>>335吹いたwwwwwwwwwwww

337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:51:59.19 ID:S/sw0Uwy0
「お前の事が好きらしい」
「アッー!」

338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:52:10.43 ID:hFL4kXwhO
加山のキャラが好きだー!

339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:52:25.60 ID:XP2j8kna0
川崎の人生\(^o^)/ハジマル

343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:53:11.21 ID:10a2/wO1O
川崎kwsk

348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:55:23.91 ID:XP2j8kna0
ゴ、ゴクリ・・・

349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:55:25.72 ID:hAiCZN/x0
9話>>211以降のあらすじ

第9話:しらを切る根岸君、根岸君をぶったたく小森
突如教師が現れてストーカー事件を把握、川崎は勉強していただけだった

第10話:なんだかんだストーカー事件は解決、山田はいまだ1を避けている
学校祭準備で1と山田で買出しに行くことになった

第11話:公園で、山田に告白される1
しかし、はぐらかして買い物続行

帰ってきたけど告白で混乱するおいら
そんな時加山君に呼び出されたんだ
屋上で寝転がるおいら達加山君の話では
どうやら川崎君が面倒なことになっているらしい
そういえばそんな奴もいた、と思わず体を起こした
このときはまだ、ヤマジュンという言葉すら知らなかったんだ・・・でも・・・

353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:57:07.65 ID:0nIZIDjpO
簡潔に話をまとめると、川崎くんは小森のことが好きだったらしいが俺と小森が仲良く話してるところを見て一度は恋を諦めた
だが次、川崎くんは山田を好きになってしまった。
だが俺は以前は山田と仲が良かったし、今日も一緒に買い出しに行ってしまった

それで川崎くんは俺が嫌いになったらしい
まさに風が吹けば桶屋が儲かるような話だ

俺は贅沢にも綺麗な空の下で溜め息を吐いた

「面倒だなあ」
「知ってるか1。人は意味も無いのに同じ事を繰り返したら狂うらしい」
「……?」
「つまり人の細胞は常に変化や異変を求めてるんだ。そう考えたらお前は今きっと最高に幸せなんだぜ?」
「ポジティブだなあ」
「ポジティブは人生を楽しくする魔法さ」

それよりも、川崎くんをどうしようか

355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 04:59:21.43 ID:XP2j8kna0
川崎は読者全てを敵にまわしたなwww

357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:01:12.26 ID:0nIZIDjpO
色々考えたが、結果は無視することにした

人を嫌いになろうが好きになろうがそれは個人の自由だし、そんなことまで手は回らない

教室に戻って、いつも通り作業。それで良い気がしたが

川崎くんと山田がいない

嫌な予感がした

360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:02:37.68 ID:XP2j8kna0
これは・・・川崎が犯罪に手を染める流れに100ペリカ

362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:02:38.81 ID:j+BXhooo0
川崎HAEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!

363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:02:50.00 ID:8c4Lbuo/O
まさかほのぼのレイプか・・・

364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:04:17.30 ID:XP2j8kna0
こういうシュチェはDQNよりも根暗の方が何をやらかすか不安だなwww

365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:04:39.42 ID:kJ70sfEg0
>川崎くんと山田がいない

wktkした

367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:05:58.25 ID:zOdB13hvO
川崎「ふふふ、君の身体に僕のシナリオを染み込ませて……ああぁあんっ!!」

371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:07:37.77 ID:0nIZIDjpO
俺と加山はただちに川崎の捜索を開始した

「川崎くーん!!」
「山田ー!」

学校中探しても見つからず、加山は校内、俺は校外と二手に別れて探すことにした

いた。川崎くんはいた

「川崎くーん!」
「あ、1くん……」

山田の姿が見当たらない。食ったか?

「山田は……?」
「なんでそんな山田さんに構うの」

はい?

384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:12:41.57 ID:pxAw4j8CO
なんかこのスレを見てると
銀のエンゼルを当てちゃった気分になるわww

386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:13:36.94 ID:0nIZIDjpO
「いや、山田は同じ班だし……」
「山田さんと付き合ってんでしょ?」
「付き合ってない!アイツとはただの友達だもの」
「嘘だ!」

あれ?なんか川崎くんが嫌な子になってきた
一体コイツは山田に何をしたのだろうか。何を言ったのだろうか

加山が来た

「1!川崎くんもいたか!」

「…………うん」

あ、口調がもとに戻った

391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:16:37.52 ID:kJ70sfEg0
         ____
        /  |::⌒\
      /  _ノ|::(●)\
     /  o゚⌒ |ヽ__)⌒::::\   
     |::.    (__ノ|r-|:::::::::::::::::::|
     \::.   ´ |ー´::::::::::::::/

          川崎

390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:16:23.54 ID:hAiCZN/x0
9話>>211以降のあらすじ

第9話:しらを切る根岸君、根岸君をぶったたく小森
突如教師が現れてストーカー事件を把握、川崎は勉強していただけだった

第10話:なんだかんだストーカー事件は解決、山田はいまだ1を避けている
学校祭準備で1と山田で買出しに行くことになった

第11話:公園で、山田に告白される1
しかし、はぐらかして買い物続行

第12話:告白で混乱する1を加山君が呼び出す
実は川崎君は山田が好きで山田と良い雰囲気になりつつある1が気に食わないらしい
教室に戻ると山田と川崎君が失踪していた

「ポジティブは人生を楽しくする魔法さ」
川崎君を発見するおいら、山田の行方を聞くが
なぜ山田を構うのか、付き合っているんだろ!?
僕は川崎君に嫉妬されたんだ。

393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:19:00.57 ID:0nIZIDjpO
なにやら面倒なことになってきた。小森と今回の件を話し合ってみる

「……川崎くんは山田に何を話したのか、私も山田に直接聞いてみるよ」
「悪いな小森。頼む」
「気にすんな!」
「さて、山田の件だが」
「本当にそう言ってきたの…?」
「ああ」
「………」
「………」

小森が急に口を閉ざした

「小森どうした」
「いや……あのね」
「うん」

 

「私前から山田が1のこと好きなの知ってたんだ」

395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:19:22.49 ID:XP2j8kna0
この類の話って大抵ドロドロになりやすいから新鮮だな

397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:20:31.17 ID:kJ70sfEg0
次回予告

 小森「でもね。。。。実は わたs・・・」

ワッフルワッフル

403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:23:02.42 ID:XP2j8kna0
>>397
お前とは思考回路が同じすぎて困る!!

399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:21:46.83 ID:XP2j8kna0
小森「(涙を浮かばせながら)あのね・・・1・・・私ね・・・1のコトが・・・・!」

こんな展開が俺を(ry

400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:22:17.17 ID:kJ70sfEg0
>>399
同士よ!

404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:23:05.37 ID:0nIZIDjpO
「やっぱりか」

予想はついていた

「隠しててごめん」
「気にすんな。言える問題でもないだろ?」
「あの加山くんにフラれたときに山田、1に優しくされたときに惚れたんだってさ……」

だから避けていたのか

「へぇ」
「1、山田って結構可愛いよね?」
「そうだな」
「付き合えばいいんじゃない?」

 

 

「え、やだよ」

ビンタされた

406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:24:24.88 ID:hFL4kXwhO
すぐビンタwww

408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:25:31.37 ID:XP2j8kna0
コナ━━━━━━(´・ω・`)━━━……‥ ‥イ

409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:26:05.06 ID:j+BXhooo0
ちょwwww

411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:26:40.48 ID:0eVxkaPs0
ピストルktkr

414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:28:01.51 ID:0nIZIDjpO
「1!!アンタねぇ、もう少し山田の気持ちを考えてあげなさいよ!!」
「だって好きでもないのに付き合うのちょっと……」
「でもあんなに可愛い子、アンタには勿体ないぐらいだよ!?」
「勿体ないなら付き合わないよ」
「アンタなに考えてるの!?」
「あ!!飲み物公園に忘れた!!」
「もう好きにすればいいじゃん!!」

公園に取りに戻ったが、すでに飲み物は一つ残らず無くなっていた

417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:29:28.24 ID:8c4Lbuo/O
山田が全部飲んだのか

418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:29:40.46 ID:kJ70sfEg0
            , ‘´  ̄ ̄ ` 、
          i r-ー-┬-‐、i
           | |,,_   _,{|
          N| “゚’` {”゚`lリ     お腹の中がパンパンだぜ
             ト.i   ,__”_  !
          /i/ l\ ー .イ|、
    ,.、-  ̄/  | l   ̄ / | |` ┬-、
    /  ヽ. /    ト-` 、ノ- |  l  l  ヽ.
  /    ∨     l   |!  |   `> |  i
  /     |`二^>  l.  |  | <__,|  |
_|      |.|-<    \ i / ,イ____!/ \
  .|     {.|  ` - 、 ,.—ァ^! |    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{   ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
  }/ -= ヽ__ - ‘ヽ   -‐ ,r’゙   l                  |
__f゙// ̄ ̄     _ -’     |_____ ,. -  ̄ \____|
  | |  -  ̄   /   |     _ | ̄ ̄ ̄ ̄ /       \  ̄|
___`\ __ /    _l - ̄  l___ /   , /     ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄    |    _ 二 =〒  ̄  } ̄ /     l |      ! ̄ ̄|
_______l       -ヾ ̄  l/         l|       |___|

423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:32:09.65 ID:0eVxkaPs0
>>418吹いたwwwwwwwwwwwww

424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:33:10.65 ID:Tv+Nyc+9O
>>418
お腹の中がパンパンじゃなくてお腹がパンパンでいいだろwwwwwwwww

425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:34:16.21 ID:XP2j8kna0
>>418
まさか山田がケツの穴から水分補給するなんて思いもしなかったぜ

427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:35:26.78 ID:0nIZIDjpO
しばらく公園のベンチに座ってこれからの打開策の考案と、関係図の整理を行った

まず俺は好きな人はいない。嫌いな人は根岸

次に小森と加山、こいつは全く不明のためスルー

続いて山田。山田は俺のことが好きらしい。だが付き合う気はない。毛頭無い

最後に川崎くん。彼は山田が好きで俺が嫌い。どうすればいいだろうか

根岸はもうどうでもいいや

428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 05:35:39.01 ID:hAiCZN/x0
9話>>211以降のあらすじ

第9話:しらを切る根岸君、根岸君をぶったたく小森
突如教師が現れてストーカー事件を把握、川崎は勉強していただけだった

第10話:なんだかんだストーカー事件は解決、山田はいまだ1を避けている
学校祭準備で1と山田で買出しに行くことになった

第11話:公園で、山田に告白される1
しかし、はぐらかして買い物続行

第12話:告白で混乱する1を加山君が呼び出す
実は川崎君は山田が好きで山田と良い雰囲気になりつつある1が気に食わないらしい
教室に戻ると山田と川崎君が失踪していた

第13話:発見した川崎君に山田と付き合っているんだろ!?と問い詰められる1
加山君登場とともに普段に戻る川崎君、2面性を垣間見る

山田と川崎君と何があったのか小森に聞いてもらうことにしたおいら
告白について、小森は前から山田の気持ちは知っていたようだ
山田とは付き合えないおいらにビンタする小森
飲み物を取りに公園に行くと良い男が尻から飲み干した後だった


>>1は寝落ち。

584 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:15:39.36 ID:k6sXha2QO
川崎くんが頭悪すぐるwwwwww

583 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:12:31.36 ID:6pE9hI7TO
ドラマで聞きそうな台詞だが、リアルで聞くと引く

586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:17:01.91 ID:lPSRWJ620
>>583
あるある
マジで言う奴居たらそいつはドラマの見すぎだな

587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:19:23.70 ID:/6JQBiw7O
ただの小説の発表じゃね?

588 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:19:32.01 ID:YzsjqoNx0
釣りだろうと思いながら読んでると読みやすい

590 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:24:10.84 ID:bTvmZxd1O
軽い小説読んでるみたいで楽しい
待ってるから>>1がんばれ

591 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:32:40.34 ID:Khv3wMpPO
>>1は本読んでただけあって文のまとめかたうまいな

マジ話でもウソでも先が楽しみだ
話した内容まだ夏だしあと半分ほどか

592 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:35:47.71 ID:Kmy3OjyXO
文才はあるんだろうけど中二っぽいと言うか寒気がする

593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:36:00.92 ID:10a2/wO1O
言い回しが薄ら寒いが、何となく期待はしている。

594 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:36:37.13 ID:K6dq+zJQ0
伊坂をさらにラノベ寄りにした匂いを感じた
嫌いじゃないけど素直に好きともいえない、複雑な気持ち

603 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:57:21.87 ID:0nIZIDjpO
様々な意見、有り難く見せていただきました
手厳しい意見は俺の成長に繋がります。ありがとうございます

嘘か本当かはなんてチャチなことは考えないで、ただ純粋に投下を待っていただければ非常に嬉しいです
大事なのは嘘か本当かなんてことではないと思うんです

604 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:58:22.40 ID:1I5XC1hl0
ktktktkr

605 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 13:58:27.77 ID:0qZbvH/IO
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

608 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:00:42.11 ID:LVGHCK6OO
たしかに、銀河鉄道の夜なんか
「電車が飛ぶわけねぇww釣りだろ?ww」って言ったらそれまでだしなw

606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:00:02.56 ID:0nIZIDjpO
時は流れ、あっという間に学校祭が2日前に迫る

1週間前の自分たちは、まだ一週間もあるのだから大丈夫だろうと甘えていたが、
何の準備も進まないまま残酷にも時計の針は2日前へと進んだ

クラスの仲間たちも、不安の色を隠せないままピリピリした空気を漂わせる

着々と板に釘を打ち付ける俺
続いてよく働く加山
リーダーシップを取って指示を出す小森
手伝いはするが、必ず何らかのミスはする川崎くん
何をしたら良いのかわからずオドオドしている山田

この色んな事情が交差する5人が、これから先もっと面倒なことになるなんて、予想はできていたが信じたくなかった

609 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:01:00.10 ID:0nIZIDjpO
「ねぇ……ちょっと良いかな」

山田だ。目線を板から右に移すと、山田は俺の袖を掴んでいるのが目の前に映る

「どうした山田。働け」
「……話があるの」

大体予想はついた、が、それはこんな大変な時期に言うべき内容でもないと思う

「忙しいんだ。帰ってからメールで伝えてくれ」

山田は悲しげな顔をした後、急に決心した顔へと色を変えた

そして山田は俺の服を掴み、走りながら引っ張って、俺をどこかへ連れていく
俺もつられて走る

何故かこの時脳内では、スピッツの「ハチミツ」が流れていた

613 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:02:44.69 ID:0nIZIDjpO
着いた場所は、図書室前の廊下だった
山田は急に耳を真っ赤にして、大声をあげる

「脈拍のおかしなリズム!」
「はい?」
「わからないの!?」
「な、なに?」
「駆け抜けて今にも!壊れそうなウサギのバイク!」

確かに俺はこの言葉を知っている。俺と山田が仲良くなったきっかけの歌だ
歌っているのはスピッツ、それもだいぶ初期の曲
山田は肩で息しながら、顔を真っ赤にして涙目でそれを言ってきた

「山田。ウサギのバイクがなに…?」
「私はウサギのバイクなの!」

意味がわからなかった。不器用に山田なりに何かを伝えたいのだろう

「駆け抜けるのか?」
「壊れそうなの!!」
「……はあ」
「こ、こういう話し方じゃないと聞く耳持ってくれないかなって思って……」

だからスピッツか
だがその発想は無かった。加山に言ったらアイツは爆笑するだろう

615 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:05:01.48 ID:0nIZIDjpO
「山田。落ち着け」
「脈拍のおかしなリズムなの!!」
「はあ」
「スピッツなんだよ!?」
「普通で良いよ。話し方は」

「だから1が本当に好きなんだってば!!!!」

ああ、なんだか俺まで恥ずかしい。この子は告白とかしたことがないのだろうか?
俺はとりあえず、山田を冷静にさせることから始める

「……山田」
「好きなの!!」
「山田、話を聞け」
「1は私のことどう思ってるかなんて全ッッ然わからないけど私は!!」
「山田!!!」
「はいっ!!」

617 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:06:29.61 ID:0nIZIDjpO
山田は「私何か変なこと言ったかな」とでも言わんばかりの顔から、少しずつ顔を赤らめていき、涙目になり、どこかへ走っていってしまった

山田は何がしたかったのかわからないが、山田の気持ちは嬉しいことには変わりない

その直後、面白いことが起こった。
いや面白くないが、面白いとでも思わなければやってられない。いわばヤケだ

その一部始終を、川崎くんに見られていた
廊下のど真ん中にボーッと佇んでいた

「あ、川崎くん……」
「……………………やっぱりだ。山田さんはやっぱり………」
「川崎くん、落ち着け」
「……………………わかった。やっぱりこうなるのが運命だったのかも」

川崎くんは厨2病患者なのだろうか?

「なに言ってんの川崎くん?」
「……………………勝負しようよ」

はい?なんだって?

618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:07:52.17 ID:0nIZIDjpO
「………山田さんを賭けて決闘だ!」
「いやいや、意味がわからない。山田は賭けに使われるものじゃないだろ」
「…………逃げるのか!自分だけ幸せになって逃げるのか!!」

自分だけ幸せになる、という言葉が、懐かしい痛みを心臓に思い出された
いつの痛みだろう、と気持ちを落ち着かせると、そうだあの時だ

一番最初のとき、ストーカー事件で根岸と話したときだ

だが川崎くんの好きな人を賭けて決闘理論はおかしい。こちとら、どうぞどうぞと山田を手渡しても構わない

だが、なぜだろう。好きでもないのに手渡したくない

621 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:08:42.48 ID:RRbXfXR3O
青春だな

622 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:09:47.61 ID:0nIZIDjpO
別に山田のことは好きじゃない。恋愛感情なんてない山田を異性として見たことはない

たぶん、好きじゃない。たぶん違う……

「川崎くん、決闘ってなにやんの?やめようよそういうの」
「……………もう決めた」
「今のご時世、そんなことするやついないってば」
「……………俺はもう決めた」

山田は俺が好きで、川崎くんは山田が好き
川崎くんは俺が嫌いで……じゃあ俺は誰か好きなのか?

わけもわからないまま、川崎くんの言葉を受け止める

628 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:11:55.07 ID:/6+Z3H0kO
青春でごわす

629 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:12:19.21 ID:0nIZIDjpO
「決闘って何?殴り合いとかするの?」

脳内で、愛を求めた殴り合いだから、殴り愛だな。とか下らないことを考える

「………出来ればそんなことしたくない」
「俺もだよ。話し合いで良いんじゃない?」

話し愛で良いんじゃない?と脳内変換され、内から込み上げる笑いを噛み殺す

「………だめだよ。決闘じゃなきゃスッキリしない」

だめだ。彼はバーサーカーの血でも持ってるのか
どうしたらいいんだ。逃げればいいのか?殴ればいいのか?

加山、お前ならどうする。まずは月の存在を否定するかな

627 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:11:27.25 ID:YzsjqoNx0
>>1の話を読んでると
無駄に素振りをしたくなるのは何なんだ

631 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:12:57.64 ID:0qZbvH/IO
>>627
ヒント:青春

632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:13:23.82 ID:0nIZIDjpO
「川崎くん!」
「……………なに」
「す、砂の女の映画、結局見た?」

一番最初に川崎くんと話した内容だ
彼は安倍公房の本を読んでいて、俺はそれ繋がりで彼に砂の女という話が映画化されたことを話した

「……………いや」
「見た方が良い!!安倍公房の世界をフルに掻き出された映画だからファンなら見た方が良い!」
「……………」
「確かカンヌ映画祭でグランプリに輝いたこともある映画だ!!見る価値はある」

作中のモノクロが、安倍公房の世界を上手く引き立てている良い作品だった

633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:14:25.22 ID:0nIZIDjpO
「…………映画も好きなんだ」
「あ、うん」
「…………バッファロー’66見たことある?」
「ヴィンセント・ギャロの?」
「…………あれの雰囲気が好き」
「川崎くんも映画見るんだ」
「…………ブルーストリークは見たことある?」
「マーティン・ローレンスが出てるやつだ。懐かしい」
「…………わかるとは思わなかった」

川崎くんは目を点にし、驚いていた
映画も好きだから、川崎くんとは映画の話も出来ると思った。が

「……………でもそれと決闘は別の話」

畜生、と頭の中で叫ぶ

637 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:17:17.15 ID:Khv3wMpPO
>>633
バッファローみたいのにゲオにないんだが
クリスティーナ・リッチのファンなんだ

>>637
あれはギャロに萌える映画
クリスティーナはこの映画のためだけに太ったそうです

636 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:16:42.73 ID:0nIZIDjpO
そして、視界が揺れた。
横揺れの地震のように視界が揺れ、古いテレビのように不安定な映像

頬に痛みを感じた。殴られたようだ

「…………………今日でスッキリさせる!!」

俺は深呼吸し、痛みを償いに変えて気持ちを落ち着かせる

「殴りたければ、何回でも殴るといいよ」
「……………ッ!!」

マンガのようなバキッとか、ドガッというような音は出なかった
パチンッと、ゴムが弾けるような、風船が破裂するような音

パチンッと音が体を駆け巡ったとき、自分の間違っていたことの戒めの鎖がほどけていくような気がした

だから俺は抵抗しない
いや、やり返す度胸が無いだけだったのかもしれない
恐らく後者

641 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:19:40.68 ID:0nIZIDjpO
しばらくすると、川崎くんは手を止める

「……………大丈夫?」
「うん」
「……………やりすぎた、ごめん」
「気にしないで」
「……………教室戻ろう」
「俺はトイレ行ってくるよ」
「……………先行ってる」

川崎くんの殴った跡が、痛くはないがジーンと神経に染み込んだ
いつの間にか、俺は泣いていた。トイレでまた泣いていた
今度は理由なんてわからない。ただひたすら涙をこぼしていた

「不甲斐ない……不甲斐ない………」

しばらく、トイレからは出られなかった

642 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:21:40.78 ID:0nIZIDjpO
それから川崎くんのミスが目立たなくなった。
着々と加山の手伝いをし、小森の指示に従う

もしかしたら川崎くんは、俺が思ってる以上に思い詰めていたのかもしれない
そう考えると、俺の背中に鉛のような罪悪感が重たく、冷たくのし掛かった

だが学校祭の準備は順調。このペースならば当日に間に合いそうだった、が

準備期間中、山田の姿を見ることはなかった

様々な考えが交差する中、学校祭は当日を迎える

643 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:21:46.74 ID:6pE9hI7TO
殴られるだけ殴られた方が、相手に雑念が深く残るから不思議。
まあかなり痛いだろうけど。

646 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:22:36.67 ID:0qZbvH/IO
これはかなり面倒な高校生活だなwww
でも何年か後には大切な思い出になるんだろうな

647 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:22:50.96 ID:0nIZIDjpO
どの学校も同じだと思うが、学校祭は2、3日間行われるだろう。
ウチの学校祭は3日間行われた

俺らの班はたこ焼き屋を開店させたが、セミもメスを求めて鳴き叫ぶこの暑い季節に好き好んでたこ焼きを食う人もいたいだろう
たこ焼き屋は、全然人が来なかった

セミもメスを求めて鳴き叫ぶ………セミも人間と同じだなと思いながら川崎くんや根岸の顔を思い浮かべる

648 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:23:49.72 ID:0nIZIDjpO
「だれーかのせいにしたいよー♪ふがーいなやあーいあーいあー♪」

小森は暇すぎるのか、YUKIを熱唱して足をパタパタさせていた。便乗して俺も歌う

「「ふがーいないやあーいあーいあー♪」」

加山はひたすらたこ焼きを焼いていた。川崎くんは今さら焼き方を練習していた

山田はついさっき、どこかへ走っていった
本当にアイツはウサギのバイクなのだろうかとか下らないことを考える

650 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:25:15.44 ID:zncUi2vV0
学祭にはひとつやふたつのドラマはあるよな
俺はたこ焼きをめぐって友達と大喧嘩した

651 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:25:27.31 ID:0nIZIDjpO
小森は歌い終わると満足げに微笑んだ

「次なに歌おっか」
「スピッツかマキシマムザホルモンかくるりが良いなあ」
「スピッツで良いよ」
「じゃあ春の歌」
「良いよー」
「「はるのうーたー♪」」

山田が帰ってきた。みんなの分の綿飴をもってきてくれた
なんで綿飴?なんで野暮なことは考えないことにした
山田はみんなに綿飴を渡していく

「はい、はい、はい……」

明らかに川崎くんに渡すときだけ、顔が引きつっていた
そして俺の綿飴が、異常にデカい

「わあ!いいなデカイな!ちょうだい!!」

小森に奪われた

653 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:26:46.51 ID:IRgBWfUh0
この話の山田だけは絶対好きにはなれんな。。。
逆になんでそんなにモテてるのか不思議だ。

654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:26:47.11 ID:0nIZIDjpO
あまりにも暇すぎるため色んな出店を回ってくることにしたが、一人で回るのも虚しい

加山と回ることにした

「加山、店回らね?」
「いやすまん、俺がいなくなったらたこ焼き焼ける人いなくなる」

確かに

「ああ、そうか……じゃあどうするか」
「小森と回れば?」
「あ、そっか。小森ー!店回らない?」

小森と行くことになった

656 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:29:09.75 ID:0nIZIDjpO
「1ー!!次はあそこ回るぞ!!」
「ちょっと待て!あまり次々と行くな!」
「あ!アイス売ってる!!買おう!!」

失敗した
小森はマイペースな奴だから、一緒に出店を回るには適していなかったようだ

「清純な女の子はやっぱりバニラだろ!!」
「そうかい」

きっと小森は大の祭り好きなのだろう。
無邪気に小さい体で、笑顔で、祭りを楽しんでいた

なんだかんだで40分ぐらい時間を潰せ、店に戻ることにした

659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:30:17.59 ID:RkXWP1dQO
やっと追い付いた
小森みたいな女友達が欲しかった…

660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:30:30.01 ID:kHIeSEpDO
学祭も体育祭も欠席した私涙目

662 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:31:37.83 ID:1I5XC1hl0
>>660
楽祭や体育祭以前に友達いない俺もっと涙目orz

670 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:34:14.44 ID:0nIZIDjpO
俺が店を離れなければこんな事態にはならなかったのか
もし俺が大人しくたこ焼きを焼いていれば、こんな事態にならなかったのかもしれない

店に山田しかいない

「1、これはチャンスだぞ」

小森は余裕そうな顔をしている

「なんのチャンスですか殿」
「うむ、山田姫と交際するチャンスに候」
「候ってそう使うんだっけ」
「わかんない」

さて、どうするか

675 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:39:05.07 ID:0qZbvH/IO
イマイチ1のキャラが掴めないwww

677 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:39:28.39 ID:aVuP2xp3O
わくてか

678 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:40:25.00 ID:0nIZIDjpO
「大丈夫!!いざという時は私の美しい歌声で助けてくれよう!!」
との小森の言葉を信じ、一人で山田に話しかけることに

正直話すことは何もないのだが……

「山田、加山と川崎くんは」
「…二人でバンド演奏見てくるって」
「……そうか」

気まずい。俺は小森に早速アイコンタクトを送るが、奴は見えないふりをした

「………山田」
「ねぇ」
「はい?」

「根岸くんの言ってたこと、本当?」

んんんんん?

682 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:41:54.77 ID:AFO9uVCYO
ここで根岸バッカゲンwww

683 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:42:10.76 ID:Khv3wMpPO
>>678

こ こ で 根 岸 き た

684 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:43:01.43 ID:0qZbvH/IO
ね、根岸…おまえってやつは…

685 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:43:14.51 ID:lO4jdvK/0
>>678
ついに根岸

686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:43:21.18 ID:1I5XC1hl0
このタイミングで根岸かよwww

694 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:45:30.97 ID:0nIZIDjpO
久しぶりに根岸の名前を聞いた
アイツは準備期間中はバンド練習をしていて、God knowsを弾いていた覚えがある。だいぶ下手だった記憶がある

んん?まさか加山と川崎くんがバンド演奏を見に行ったということは……

根岸がたこ焼き屋に来て
加山と川崎くんを誘い
山田に何かを話した
そして加山と川崎と一緒にバンド演奏会場へ

ということか?

701 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:48:58.75 ID:0nIZIDjpO
「山田、何を聞いた」
「……最低だよ」
「何を聞いたんだ?」
「向こう行って。顔も見たくない」

どうやらウサギのバイクはエンストを起こしたようだ
だが一体何を聞いた?根岸が山田に言いそうなことと言ったら……

まさか………

705 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:50:06.02 ID:0qZbvH/IO
やべ根岸ぶん殴りたい

706 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:50:23.47 ID:WGElCubt0
根岸いい味出してるな

707 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:51:10.74 ID:ocFYV3d0O
何をいったの根岸イイイイイ

709 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:52:40.52 ID:YzsjqoNx0
根岸の存在ってドラマに必要だよな

711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:52:52.56 ID:At0Zgzk0O
まさか人の恋路を邪魔したでんでんの事をいったんじゃ…

714 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:53:25.71 ID:DsjuStuZO
なんの話かは知らんがストーカーまでやった根岸を信じる時点で最悪だろwww

716 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:54:17.26 ID:IRgBWfUh0
元ストーカーの言うことを簡単に信じる山田wwwwwwwwwwww

719 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:54:51.02 ID:0nIZIDjpO
小森のもとに戻る

「小森、何かまた山田がおかしい」
「リンポー先生!」
「……北守将軍と三人兄弟の医者だっけか。山田の様子がおかしい」
「正解!何かあったの?」
「根岸が動いた」
「なんか悪の組織みたい」

小森に全てを話した
過去に根岸にぶつけられた言葉もすべて

「……ねぇ1、私君をそんな目で見てないよ」
「……ありがとう」
「普通にいいことをしてると思うし、間違ったこともしてないと思う。私は嫌いじゃないよ」

小森の言葉は、どこか暖かかった

723 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 14:57:25.42 ID:0qZbvH/IO
小森となら付き合っても(・∀・)イイ

730 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:00:17.66 ID:0nIZIDjpO
小森が動く

「山田と話してくる!君は加山くんと川崎くんを呼んできて!」
「頼んだ!!」

体育館にいけば、シュールな光景が俺を待っていた

熱唱する根岸とヲタグループ
茶碗を叩く子供のようなドラム
劣化した三味線のようなエレキギター

それを真顔で棒立ちしながらじっと見つめる客たち
みんな目が死んでる

早く加山と川崎くんを助けなければと思った

733 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:01:45.08 ID:1I5XC1hl0
みんな目が死んでる吹いたwwww

734 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:01:49.29 ID:8SoYIk180
まさか根岸の声で加山達が洗脳?w

736 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:02:28.79 ID:0u6cgsPBO
皆眼が死んでるwww

732 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:01:27.07 ID:hAiCZN/x0
9話>>211以降のあらすじ

第9話:しらを切る根岸君、根岸君をぶったたく小森
突如教師が現れてストーカー事件を把握、川崎は勉強していただけだった

第10話:なんだかんだストーカー事件は解決、山田はいまだ1を避けている
学校祭準備で1と山田で買出しに行くことになった

第11話:公園で、山田に告白される1
しかし、はぐらかして買い物続行

第12話:告白で混乱する1を加山君が呼び出す
実は川崎君は山田が好きで山田と良い雰囲気になりつつある1が気に食わないらしい
教室に戻ると山田と川崎君が失踪していた

第13話:発見した川崎君に山田と付き合っているんだろ!?と問い詰められる1
加山君登場とともに普段に戻る川崎君、2面性を垣間見る

第14話:山田と川崎君と何があったのか小森に聞いてもらうことにした1
山田とは付き合えないおいらにビンタする小森

第15話:学際準備中、山田の想い爆発ウサギのバイク、川崎君と決闘、
一方的に殴られる1、吹っ切れた川崎君

学祭当日、山田が根岸君になにかを吹き込まれたみたいでおいらへの不信感を露にする
おいらは前に根岸君に言われたことを思い出した
小森はそんなことないと言ってくれたんだ
その言葉の暖かさが熱さに変わっていく予感を感じてはいたけれど・・・

740 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:03:42.55 ID:rSzt1ZEN0
川崎くんはわかんねーけど
加山は根岸に釣られるほどあほじゃないとおも

745 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:05:15.42 ID:0nIZIDjpO
加山はいた。一人だけ隅っこに座り込んでいたため目立っていた

「加山!!」
「あ、1だ」
「お前こんな騒音聞いてよく平気だなあ」
「もし今3秒だけ重力が逆になったらどうなるのかなって考えてた」

音楽は聞いてなかったってわけか

「加山、川崎くん知らない?」
「あそこ」

加山は前を指差した。俺はそれに従い、目線を変える

ああ、ほんとだ

川崎くんドラム叩いてる

749 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:07:16.73 ID:lO4jdvK/0
川崎www
なにやってんだよ

751 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:07:50.13 ID:DA/m1fy30
ちょwwwドラム川崎wwwwwwwwwwwwwwwwwww

752 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:08:25.56 ID:1I5XC1hl0
ww川wwwww崎wwwwww

754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:08:30.65 ID:YD30EXeI0
>ああ、ほんとだ
>川崎くんドラム叩いてる

紅茶吹いた

758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:10:22.44 ID:rSzt1ZEN0
茶碗を子供が叩くようなドラマー川崎

759 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:10:34.18 ID:0qZbvH/IO
> 茶碗を叩く子供のようなドラム
> 茶碗を叩く子供のようなドラム
> 茶碗を叩く子供のようなドラム

760 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:11:09.63 ID:0nIZIDjpO
AAで茶碗を箸で叩きながら、マダー?と言うAAがある。まさにそれのようだった

川崎くんは必死に間違えながらもドラムを一生懸命叩いていた

「加山」
「ん?」
「あのドラム」
「ああ見覚えがあるな」
「あるよな」

しばらく俺と加山はそのドラムだけを見ていた

熱唱している根岸も時々見たが、ギターに修正液か白いペンで「NEGISI」と書いてあることに加山が気付き、爆笑した以外何もなかった。SIってお前…

769 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:14:45.57 ID:hAiCZN/x0
ここまでのあらすじ
8話迄>>211
15話まで>>732

第16話:学祭当日、山田が根岸君になにかを吹き込まれて1への不信感
根岸君に言われたことを思い出す1、小森の指示で川崎君と加山君を連れ出しに根岸BANDへ向かった1

茶碗を叩く川崎君、詰め掛けたオーディエンスはNEGISIの久々のステージに期待で爆発しそうだ

771 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:15:56.27 ID:0nIZIDjpO
演奏が終わった。NEGISIはギターを掲げ、「センキュー!!」とシャウト(には限り無く程遠い呻き声)した
聞いていた人たちは死んだ目のまま拍手していた。疎らな拍手だった。涙が出る

そして控え室に行き、川崎くんに会いに行った
俺は川崎くんに声をかける

「川崎くんお疲れー!」

根岸が話に割り込んできた

「お前俺の演奏聞いてたのかwwwwどうだったよwwwww」
「ひどかった。川崎くんお疲れ!」

772 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:16:50.69 ID:yKPQgogy0
>>1
さりげない毒舌wwwww

773 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:17:12.60 ID:sp1n0MhEO
ひでぇwwwww

774 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:20:48.49 ID:QUK0JYXM0
wktk

775 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:21:14.76 ID:0nIZIDjpO
早速本題に入ることにした

「根岸」
「なんだよwwwww俺の歌声に嫉妬したかwwwww」
「同情した。お前なんか山田に話した?」
「また山田wwwwwwヤマダ電機かお前wwww」
「答えろ。もう嫌なんだってば面倒なのは」
「山田に直接聞けwwwww」
「聞いても答えてくれないんだ」

加山と川崎くんはドラムの話をしていた

776 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:22:19.00 ID:zncUi2vV0
>加山と川崎くんはドラムの話をしていた

ワロタwwww

778 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:23:13.61 ID:jovBrMOnO
ずいぶん素敵な青春時代だな。
部活やって、勉強して、友達と馬鹿やってたくらいだ…
フラれたことしかねぇや…

782 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:26:24.51 ID:0nIZIDjpO
「根岸…お前がなにをしようが勝手だが、他人を巻き込まないでくれないか」
「他人なんてwwwwww関係ねぇwwww」

加山が急に立ち上がり、根岸の胸ぐらを掴んだ

「根岸、俺も興味あるな。答えろ」
「暴力www反対wwwww」
「ちょっとこい」
「ちょwwww痛い痛いwwwww離せwwww」

加山は根岸を引きずって更に奥の器具室に行った
嫌な予感がするため、こっそり見ることにした。川崎くんは眠いのかウトウトしていた

785 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:27:09.94 ID:zncUi2vV0
川崎くんは眠いのかウトウトしていた

コイツwww

787 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:27:22.37 ID:jB8879gA0
あれ、加山が自分から行動するのって初めてじゃね

788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:27:33.36 ID:QX81KdaQ0
川崎君可愛いなおい

789 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:27:59.73 ID:lPSRWJ620
>>782
加山が動いたか…
川崎くんかわいいな

793 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:30:20.79 ID:xcjtIO+ZO
川崎に萌えた

796 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:31:10.11 ID:8orJl5TAO
根岸だけどwktkするぜ!!

798 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:33:02.83 ID:0nIZIDjpO
加山がこんな手荒な真似をするのは珍しい。俺は興味本意でそれを見ていた

「根岸、お前昔っからそうだよな」
「なにがwwwww」
「他人を陥れて自分だけ幸せになろうとする。嫌われるぞ?」
「それは1じゃんwwwww俺じゃねぇwwww」
「1はそんな奴じゃない!!」
「そう思いたいだけっしょ?wwww」
「いいか根岸、次余計なことをしてみろ」
「したらどうなる?wwwww」
「さあな。そのときのお楽しみだ」
「楽しみにしてるぜwwww」
「で?なにを山田に話した」

799 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:34:47.96 ID:At0Zgzk0O
加山かっこいいなw

800 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:36:12.05 ID:YzsjqoNx0
加山になら抱かれてもいい

801 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:36:31.76 ID:RRbXfXR3O
お楽しみwwうほっ

804 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:37:12.93 ID:ZKw5VkSJO
|∧,,∧
| ・ω・)
|⊂ ノ 加山GJ
|ωJ

806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:38:00.64 ID:qZMV4jbRO
そっか…共学ではこんなことが繰り広げられてるんだな…

813 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:41:18.26 ID:0nIZIDjpO
やっぱり、根岸はあのことを話したらしい

俺が山田と付き合いたいから加山と別れさせたという事実無根、根も葉もない嘘

しかしそれをあっさり信じる山田もどうなんだろうか
加山はまだ根岸の胸ぐらを掴んでいる

「なるほどな」
「お前も1がそういうやつだってわかったろwwwwwwもう関わらないでおけwwww」

加山は胸ぐらを掴んだまま体を大きく捻り、綺麗に曲線を描いてパイプや竹などの素材が乱雑した場所に根岸を思いっきり投げつけた

「いてぇ………ww」
「俺の中の1はあの1だ。お前の1なんてどうでもいい」

加山は不機嫌そうにこっちへ歩いてきて、ドアを乱暴に開ける

「……加山」
「あ、聞いてたか」
「……うん」
「安心しろ。俺はお前嫌いになってねぇから」

起きろ川崎くん。戻るぞ

814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:42:37.94 ID:Q4peEQ1u0
>>813
川崎wwwwwwwwwwwww

815 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:42:41.61 ID:4ruGc2V40
>>813
加山かわええwww

816 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:42:44.41 ID:10kMOyeH0
加山に惚れた

818 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:43:18.92 ID:DA/m1fy30
川崎寝るなwwwww

822 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:44:29.42 ID:q/1co8DWO
川崎wwww

824 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:44:55.06 ID:jovBrMOnO
>>813
ヤバイwこの話は川崎くんで救われてるw

830 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:47:04.22 ID:hAiCZN/x0
ここまでのあらすじ
8話迄>>211
15話まで>>732

第16話:学祭当日、山田が根岸君になにかを吹き込まれて1への不信感
根岸君に言われたことを思い出す1、小森の指示で川崎君と加山君を連れ出しに根岸BANDへ向かった1

茶碗を叩く川崎君、詰め掛けたオーディエンスはNEGISIの久々のステージに期待で爆発しそうだ
ライブ終了後、おいらはNEGISIに山田のことを問い詰めたんだ
またしらを切るNEGISI、加山君は根岸君を連れて、暗闇の奥へ消えた
おいらのこと他人を蹴落とす奴と吹聴し続ける根岸
でも、小森はおいらを信じてくれた。加山も信じてくれた。
なのに、おいらを好いてくれているはずの山田は・・・
あ、川崎は寝てた

833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:47:52.02 ID:0nIZIDjpO
店に戻れば小森が山田を元気付けていて、何事もなかったかのように店番をしている。それが理想だった

小森しかいない

「山田は……?」

恐る恐る小森に聞く

「ふがーいないやあーいあーいあー♪……」

失敗したかと肩を落とすが、今まであったことを全て小森に話した

小森は顎に手を当て、頷く
「ふむふむ、やっぱりそういうことかいな」
「どうするか」
「もう一回ビンタする?」
「また反省文書くのか」
「反省文なんていくらでも書くさ!!」

俺は良い友達に恵まれた、と泣きそうになる

845 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:53:54.40 ID:0nIZIDjpO
こうして1日目の学校祭は終わった。なんだか最近毎日が忙しすぎて、頭が混乱していた

良く言えば、充実

メールが来た。小森だ

件名:Re:
本文:話がある。いま電話よろし?

「よろし」と送信

846 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:54:37.41 ID:3G638DIc0
これはwktk

847 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:55:09.16 ID:0qZbvH/IO
た、退学は…もしや…

850 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:55:39.84 ID:Q4peEQ1u0
>>847
!!11!!!

854 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:56:24.80 ID:FVIB+syfO
俺もこんな高校生活送りたかった・・・

856 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:56:39.65 ID:hAiCZN/x0
ここまでのあらすじ
8話迄>>211
15話まで>>732

第16話:学祭当日、山田が根岸君になにかを吹き込まれて1への不信感
根岸君に言われたことを思い出す1、小森の指示で川崎君と加山君を連れ出しに根岸BANDへ向かった1

第17話:加山君がNEGISIに怒る、3人で教室に戻ると山田の姿は無かった

小森と電話で話すおいら

出かける時間だ。結末が気になるけど、多分幸せになるんだろNEGISI

859 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:57:45.53 ID:0qZbvH/IO
>>856
とりあえず乙

861 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 15:59:36.73 ID:Q4peEQ1u0
>>856
NEGISIがかよ

865 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:01:35.22 ID:0nIZIDjpO
送信して7秒後ぐらいに着信がきた。勿論小森からだ

電話に出る

「1?」
「ああ」
「すまんね夜遅くに」

時計を見れば、時刻は23:59になっていた。気が付かなかった

「どうした」
「あのね、加山くんと川崎くんいるじゃん?」
「いる」
「私、加山くんと山田関連で話すことがあるのね」
「ほう」
「その間、川崎くんと加山くんを離しててくれないかな」
「わかった。明日か?」
「明日」
「了解わかった。じゃあまた明日」

山田関連で話すこと……大体予想はついていた
恐らく山田の相談相手になってくれないかなとか頼むのだろう。それ以外に山田関連のことなんてない

とりあえず、明日に備えて寝ることにした

875 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:05:12.30 ID:aVuP2xp3O
もう、小森でよくね? 
てか小森がいい!

892 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:10:07.55 ID:0nIZIDjpO
2日目、盛大な花火がその開始を告げた
店に向かうが、まだ加山しか来ていない

「よう1、聞いてくれよ」
「なんだなんだ朝から」

荷物を置き、話に耳を傾けた。正直興味がある

「宇宙人っているよな?」
「いや、いるんじゃない?」
「UFOって惑星なんじゃね?つまり、UFOから見ても地球がUFOに見えるんじゃないかな」
「ああ、なるほど。だが先に生徒会からタコ貰ってくるぞ」
「タコ星人だな!?」
「うん、そうだな」

しばらくしたら全員揃った

908 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:14:56.53 ID:0nIZIDjpO
小森が耳打ちをしてきた

「た、頼んだよ?」
「ああわかった」
「じゃあ行くから…」
「おう」

小森は加山を呼び、校舎裏へと姿を消した

「川崎くん、ちょっと店番頼んだよ」
「………寝てていい?」
「いいよ」

俺はこっそり聞くことにした。まあマズイことはないだろう

910 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:16:27.68 ID:jovBrMOnO
>>908
川崎可愛すぎww

916 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:18:10.84 ID:Y/AVkB5Y0
川崎君w

917 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:19:13.89 ID:0nIZIDjpO
「加山くん、話があるの」
「なに?」

俺はこっそり壁に這いつくばって話を聞く

「あのね加山くん、こんな忙しい時期にこんなこと言うのもおかしいんだけどさ」
「うん」
「うーん……」
「なに?」

 

 

「好きです。付き合ってください」

(・3・)アルェー?

事態はどんどんややこしくなっていく

921 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:20:08.04 ID:Q4peEQ1u0
>>917
以外すぐる展開ktkr

927 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:21:25.75 ID:kP2WXKUMO
やっぱ黒幕小森じゃね?

928 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:21:43.32 ID:JHHPe/mg0
つまり根岸の言うことを真に受けて冷めちゃったわけか

933 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:22:37.97 ID:jovBrMOnO
>>917
これは…面白くなってきたw

つまり山田と加山が別れたのも、NEGISIのストーカーも、
山田が>>1を好きになったのも…全てが…全てが小森の策だったんだよ!!

945 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:25:28.65 ID:0nIZIDjpO
加山くんはじっと小森を見つめていた。小森は俯き、顔を真っ赤に染める

加山が口を開く

きっとアイツのことだ、即答で断るだろう

「……いいよ。付き合おう」

俺は何も聞かなかったことにして店に走って戻った。
川崎くんは寝てた。山田は本を読んでた

950 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:26:43.25 ID:4ruGc2V40
何この予想外の展開www

957 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:27:58.82 ID:DrfnnyT+0
書き出しとのギャップが素晴らしいww

968 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:32:29.08 ID:0nIZIDjpO
しかしここで店に戻っても山田がいるから気まずいし、川崎くんは熟睡している

また物陰に隠れてさっきの二人を見ることにした

小森が背伸びをして、加山に顔を近づけている

「ねぇ……キスしよっか?」

「………うん」

(’A`)

970 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:33:38.75 ID:nN68ytot0
どうしちゃったんだ加山・・・!

971 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:33:50.72 ID:jk03uEAuO
( ^O^)……

977 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:36:43.13 ID:a/llYWUy0
追いついたwktk

978 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:36:57.34 ID:0nIZIDjpO
「やっぱりちょっと待った」

ぺし、と小森の額に指をのせる加山。小森は不安げな顔で加山を見つめる

「こういう場所じゃ嫌だ」
「……そっか」
「戻ろう」
「うん!」

何が何だかわからない。加山はそんな奴じゃなかったはずだ
簡単に女子と付き合うような奴ではなかったはずだ

何かあったのか……?

俺は加山と話してみることにする

982 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:39:00.58 ID:mcGIkWNh0

1000なら加山死亡

988 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:40:24.66 ID:Q4peEQ1u0

>>1000なら>>1はNEGISI

993 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:41:31.10 ID:10a2/wO1O

1000なら小森爆発

996 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:41:42.27 ID:mcGIkWNh0

1000ならここでバーロー登場

999 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:41:46.81 ID:QUK0JYXM0

1000なら黒幕は小森

1000 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/01/12(土) 16:41:51.17 ID:+rEbIbMh0

>>1000ならびっくりするほどユートピア


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— まとめる君 @ 7:55 PM
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3 件のコメント »

  1. え?続きは?

    Comment by あかさ — 2009 年 10 月 19 日 @ 12:44 AM

  2. 続き希望!

    Comment by な — 2009 年 10 月 19 日 @ 6:53 AM

  3. 続きお願いしますm(__)m

    Comment by 達巳 — 2009 年 10 月 19 日 @ 7:29 AM

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