ξ゚⊿゚)ξが引っ越してきたようです
段ボールが積まれていて、通路をふさいでいた。
(;^ω^)「なんだお、これ?」
僕の部屋はその向こう側、段ボールの積まれた玄関の隣にあった。
どうしよう。これは跨いでもいいものか。
ξ゚⊿゚)ξ「あ、ごめん。すぐに片付けるから」
悩んでいると、段ボールの向こうから女の子が現れた。
身長150センチあるかどうかの、小さな女の子だった。
ξ゚⊿゚)ξ「ええ。そうよ」
短く残して、女の子は段ボールを持って部屋の中に入っていった。
こんな時期に妙だな、とか、手伝った方がいいかな、とか思ったが、
女の子の、しかも見ず知らずの子の部屋に入るのは気が引け、
なにより部活で疲れていたので、僕は段ボールをまたいで自分の部屋へ帰った。
その夜は、隣の騒がしさにあまり眠れなかった。
段ボールはもう無かった。
朝練が終わり、片づけをすませばホームルームギリギリの時間だった。
慌てて教室に戻り、席に着く。チャイムが鳴る。
それからしばらくして、担任が入ってくる。
(´・ω・`)「よーし、爽やかな朝だな。お前ら全員死ね。今日は転校生を紹介する」
(´゚ω゚`)「入って来いや!」
そう言って担任はのけぞった。
教室の扉が開いた。
ξ゚⊿゚)ξ「ツンデレです。よろしく」
僕は驚いた。あの子、高校生だったんだ。
ξ゚⊿゚)ξが引っ越してきたようです
僕もその輪に加わろうと思ったのだが、あまりの眠さに後回しにした。
それから午前中を夢うつつに過ごし、昼時になってようやく目が覚めた。
ツンデレさんの周りには誰もいなかった。
妙だなと思ったが、とりあえず話しかけることにした。
( ^ω^)「おいすー。君、ええと、ツンデレさん、だったおね?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうよ。人の名前くらい覚えなさいよ、バーカ」
(;^ω^)「お、おお……」
合点がいった。こりゃ誰も集まらんわ。
ξ゚⊿゚)ξ「当たり前じゃない。あんたとは違うのよ。隣の部屋の内藤でしょ」
(;^ω^)「お? どうして名前まで知ってんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「表札見れば一発じゃない。バカじゃないの?」
(;^ω^)「お、おお……」
歯に衣着せぬとはまさにこのことか。
それから友達に呼ばれたことをいいことに、僕は彼女の傍を離れた。
午前中たっぷり寝ていたおかげか、すっかり眼は覚めていた。
(´゚ω゚`)「さわやかな昼だな! お前ら全員死ね! つーか死なす!
今日はフェルマーの最終定理について話してやるからな!」
十分後。僕以外の全員が寝ていた。
(;^ω^)(そりゃ当り前だお……)
ξ‐⊿‐)ξzzZ
昨夜の疲れもあったのだろう、当然ツンデレさんも寝ていた。
じゃあ、今日進める予定だった部分は宿題な」
鬼畜が鬼畜に笑い、授業は終わった。
六時限目は移動教室。クラスメイトが連れだって出ていく。
ξ‐⊿‐)ξzzZ
しかしツンデレさんはまだ寝ていた。
起こそうとしたが、彼女はかたくなに起きようとはしない。
しょうがないから、移動先の地図を書いて、教室をあとにした。
席に着く前、彼女は僕を睨みつけ、けれどそれだけだった。
やがて授業も終わり、掃除、ホームルームを終え、部活も終えた。
日が沈む頃にアパートに戻ると、廊下にはごみ袋を大量に抱えたツンデレさんがいた。
ξ゚⊿゚)ξ「燃えるゴミ、いま出していいの?」
(;^ω^)「お、明日の朝出した方がいいお。大家さんに怒られるお」
ξ゚⊿゚)ξ「ちぇ。めんどくさいわね」
そういってごみ袋と一緒に部屋に戻り、しかしすぐに彼女は出てきた。
ξ゚⊿゚)ξ「コンビニ、どこにあんの?」
(;^ω^)「あの角を左に曲がってまっすぐ歩けばセビョンイレビョンがあるお」
ξ゚⊿゚)ξ「そう」
それだけだった。愛想のかけらもない子だなと思った。
いつこうなるのか楽しみだ
宗教か新聞屋だろうと思い放っておいたが、さすがに十五回連続でならされると頭にきた。
僕は腰にタオルを巻いて、玄関を開けた。
(#^ω^)「神は死んだお! 新聞は毎日をネットで見てますお!」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(;^ω^)「お……」
ツンデレさんだった。驚いて腰が引けた。
そして、腰のタオルは、はらりと落ちた。
ξ゚⊿゚)ξ「……」
( ^ω^)「……えっと」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(;^ω^)「ま、まつたけ、食べる?」
(;゚ω゚)「うあああああああああああああああああああ」
ξ;゚⊿゚)ξ「し、死ね! 切腹しろこの変態いいいいいいいいいいいいい!」
(;^ω^)「ちょwwwwこれは誤解だお! ってあべ!」
慌てて手を掴もうとした僕に、ツンデレさんは何かを投げつけた。
そしてそのまま逃げていった。
(;^ω^)「どうしよう……これじゃ僕は変態だお……」
床にへたり込んで頭を抱えた。
その時、床に転がった何かが目に入った。
それは、僕に投げつけられぐちゃぐちゃになったコンビニ弁当の残骸だった。
そのまま朝練に参加して、ホームルーム後に謝ることにした。
(´・ω・`)「よう! 今日も爽やかな朝だな! 日本の未来は明るいってか? 全員死ね!」
(´゚ω゚`)「というわけで、今日は新作ゲームの発売日だから俺の授業は自習! 以上!」
それだけを残し担任は帰っていった。
僕はおずおずとツンデレさんに近づく。
ξ;゚⊿゚)ξ「!?」
僕を認めたツンデレさんは立ち上がり、全速力で駆けだした。
ξ;゚⊿゚)ξ「おんぎゃああああああああああ! 違う! 違うのおおおおおおおおお!」
走るツンデレさん。なかなかに足が速い。
しかし僕だって、足には自信がある。まつたけには自信がない。
廊下を全速力で走る僕たち。ツンデレさんの悲鳴がドップラー効果とともに流れ去る。
そして彼女が女子トイレに駆け込む直前で、僕はその手を掴んだ。
(;^ω^)「ツ、ツンデレさん、話を聞いてくれお!」
ξ;゚⊿゚)ξ「ち、違うの!」
(;^ω^)「そう! 違うんだお! あれはすべて誤解なんだお! あれは事故で……」
ξ;゚⊿゚)ξ「そうなの! あの弁当はあんたのために買って来たんじゃないんだからね!」
(;^ω^)「は?」
ξ;゚⊿゚)ξ「へ?」
どうやら、どこかでなにかが食い違っていたらしい。
(;^ω^)「そうなんですお。まあ、誤解が解けてよかったですお。
なんか彼女、移動教室の地図を書いておいたことを偉く気にしていて……」
放課後の部活時間。僕は飲み物の準備をしながら、
コーチをしてくれているOBのドクオさんに話をしていた。
ドクオさんはタバコをとり出すと、大きく吸い込んだ。
(’A`)「面白そうなエロゲだな」
(;^ω^)「は?」
(’A`)「今度俺にも貸してくれ」
(;^ω^)「は?」
ドクオさんは、バイトがあるからと帰っていった。
ξ‐⊿‐)ξzzZ
いや、寝てた。
(;^ω^)「ツンデレさん」
ξ゚⊿゚)ξ「はぇ?」
(;^ω^)「ツンデレさん。こんなところで寝ると風邪引くお」
ξ‐⊿‐)ξzzZ
(;^ω^)「おいおい、マジかお……」
ツンデレさんは再び寝た。
さて、どうしたものか。
この時期の夜は冷える。このままじゃ彼女は風邪を引く。
しかし、彼女の部屋のキーを彼女の制服のポケットをまさぐり探すのはなんとも気が引ける。
しょうがないから、僕は僕の部屋の玄関を開け、
眠りこける彼女の体を部屋の中まで引きずり、床の上に寝かせ、タオルケットをかけることにした。
我慢し、持って帰ってきていた部員のスパイクを磨くことにした。
スースーと彼女の寝息が聞こえる。
なんとも集中できない二時間だった。
やがて、ようやくスパイクすべてを磨き終えた頃、彼女が起き上がった。
ξ゚⊿゚)ξ「……おはようございます」
(;^ω^)「あ、どうも。ちなみに夜ね」
ξ゚⊿゚)ξ「……内藤? ここ、どこ?」
(;^ω^)「ええと、非常に申し上げにくいのですが……」
(^ω^)「僕の部屋です」
それからツンさんは、タオルケットを剥ぎ取り、自分の体を見た。
引きずられたせいか、彼女の着衣は非常に乱れていた。
ああ、なんかこの先の展開が読める。
ξ;゚⊿゚)ξ「これって……これって……」
(;^ω^)「ツンさん! 落ち着いて話を聞いてくれお!
君が僕の部屋の前で寝てたから、僕は君を引きずって……」
ξ;゚⊿゚)ξ「引きずって……」
(;^ω^)「そして……」
そして彼女は立ち上がり、叫んだ。
ξ;゚⊿゚)ξ「お、犯したのね!」
それからハンカチを取り出し、噛みしめてほろほろと泣きはじめる。
ξ;⊿;)ξ「およよよよ……この世に生を受けて16年……
これと決めた男が現れるまで操を守り続けてきたというのに……」
( ^ω^)「ツンさん、なにもかもが誤解です」
ξ#゚⊿゚)ξ「それを……それを……こんな男に!」
( ^ω^)「だからあんた、ちょっと落ち着きなさいって」
しかしツンさんは再び立ち上がると、僕を睨みつけた。
それからふいに優しい、これまでに見たこともない笑顔を作り、言った。
『姫、それがしがあなた様のいいなづけでござる。いざ鎌倉!』
と言って現れるのをずっと待っていたのよ。操を守り続けて」
( ^ω^)「いや、そんな男どこにもいねーお。第一、誤解なんですってば」
ξ#゚⊿゚)ξ「それがこんな男にぃ! こんな男にぃ! きええええええええええ!」
ツンさんは金切り声をあげ、部屋を飛び出していった。
そして、僕が風呂から上がった頃、戻ってきた。
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(;^ω^)「……」
和服姿で、日本刀を携えて。
(;゚ω゚)「ツンさん! おおおおお、落ち着いて! で、殿中でござる!」
ξ゚ー゚)ξ「ふふふ。落ち着くのはあなたよ、内藤」
ツンさんは優しい笑みでへたり込んだ僕を見据えると、日本刀を抜き、切っ先を向けた。
ξ゚⊿゚)ξ「内藤、もはやあなたには二つの道しか残されていない。
ひとつは、ここで私に切り捨てられること」
(;゚ω゚)「ちょwwwwだから誤解なんですってば!」
ξ#゚⊿゚)ξ「黙れ下郎!」
そして、またほほ笑むと、彼女は言った。
ξ゚ー゚)ξ「そしてもう一つは、ここで腹を切ることよ」
僕はまるでゴキブリのように部屋を這いずりまわって逃げた。
その様子がおかしかったのか、ツンさんは高らかに笑い、言った。
ξ゚ー゚)ξ「命が惜しいか、この虫けらめ。
ならばもう一つの道を与えてやるわ」
(;゚ω゚)「だから誤解wwwwww」
ξ゚ー゚)ξ「そうねぇ。なら、私の召使におなりなさい」
(;゚ω゚)「だから誤解なんだって!」
しかし聞く耳持たず、ツンさんは日本刀を仕舞うと。
ξ゚ー゚)ξ「あしたから毎日私を起こしに来なさい。以上」
そう言って、帰っていった。
(’A`)「ふーん。大変だねぇ」
翌朝、朝練に珍しく顔を出したドクオさんに相談した。
ドクオさんはタバコをひとつ吸い込んだ。
(’A`)「神がかってるな。そのエロゲ」
(;^ω^)「は?」
(’A`)「メーカーはどこ?」
(;^ω^)「は?」
(’A`)「今度、絶対に貸してね」
ドクオさんは講義があるからと言って、帰っていった。
朝練後、教室に戻れば開口一番、ツンさんにののしられた。
(;^ω^)「いや、だって、僕は毎朝五時起きですお?
そんな時間に起こされたらたまらんでしょう?」
ξ゚⊿゚)ξ「え? そうなの? なんで?」
( ^ω^)「部活の朝練なんですお」
ξ゚⊿゚)ξ「へー。なんの部活やってるの?」
( ^ω^)「陸上ですお。短距離やってましたお」
ξ゚⊿゚)ξ「なるほどねー。だから足速かったのね」
僕は気付かなかったが、その時、
クラス中が僕とツンさんに注目していたのだと、のちに友人が話してくれた。
そうこうしているうちに担任が入ってきた。
担任はひとりで海老ぞりをした。
(´゚ω゚`)「着席はするなよー? さーて、今日もさわやかな朝だな!
先生、こんな日は世界中のみんなが不幸になればいいと思うんだ!
みんなは、どうかな?」
誰も何も答えない。
(´゚ω゚`)「よーし、お前らの将来は真っ暗だぞ! ところでツンデレ」
ξ゚⊿゚)ξ「はい、なんでしょう?」
(´゚ω゚`)「友達は、出来たかな? かな?」
ξ゚⊿゚)ξ「いえ、ひとりも出来てません」
(´^ω^`)「そうかそうかー! 今度君のテスト、100点増しにしてあげよう」
担任は満面の笑みで言った。
(;^ω^)「ツンさん、こんな遅くに何やってんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「あんた待ってた」
(;^ω^)「な、なんで……」
ξ゚⊿゚)ξ「召使は、主人を送って行くもんでしょうが」
( ^ω^)「……わかったお」
夕暮れの街を、制服で連れ立ち、歩く。
これまで陸上だけしかしてこなかった僕にははじめての出来事。
はじめてのことは、いつも焦ってしまい、気持ちが落ち着かない。
なのになぜ、今日はこんなに落ち着いているのだろうと不思議だった。
そんなときだった。
( ^ω^)「お? なにがだお?」
ツンさんがうつむき、頭を掻きながら言った。
ξ゚⊿゚)ξ「私、性格も顔もきっついじゃない? だから友達ってなかなか出来ないのよね。
ま、当然と言えば当然よね。だから自分が変わらなきゃいけないんだろうけど、
まあ、こんな感じだから、わかるでしょ?」
そう言って苦笑した。
そこでいったん同意しかけた僕だが、ふと、思い立つことがあった。
あの時のコンビニ弁当。あれはきっと、僕のために買ってくれたのだろう。
きっと、移動教室の地図か、ごみの日を教えてあげたことか、コンビニの場所を教えてあげたことのお礼だ。
ξ゚ー゚)ξ「ま、そのおかげでテスト100点増しになるからいいけどね」
彼女は少なくとも、悪い人じゃない。
ξ゚⊿゚)ξ「なにが?」
( ^ω^)「性格だお。とりあえず、いまはまだそのままでいいんじゃないかお?」
ξ゚ー゚)ξ「ふーん。それなら、しばらくはこのままでいるわ」
日は完全に沈んでいた。いつもなら、もう部屋についている。
ツンさんと一緒のせいか、歩く速度がいつもより遅くなっているらしい。
( ^ω^)「でも、日本刀はダメだお」
ξ゚ー゚)ξ「ふふふ。バーカ」
ツンさんが僕の背中をぽんとはたいた。
ダーイ(笑)
ヒデェwwwwwwwwwwwwwww
朝練も中止になり、朝だけはゆっくり出来る日々が始まった。
( ^ω^)「ツンさん、朝だお」
ξ゚⊿゚)ξ「んあー……おはよう……」
初めてツンさんを起こしに呼び鈴を鳴らせば、彼女は寝間着で現れた。
髪の毛もぼさぼさ。どうやら低血圧らしい。
(;^ω^)「遅刻するお? 何時まで起きてたんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「三時。勉強してた」
( ^ω^)「そりゃ偉いお。ところで朝ごはんは?」
ξ゚⊿゚)ξ「コンビニのパンがそこにある」
(;^ω^)「それじゃダメだお。朝は和食に限るお」
僕は部屋に戻り、味噌汁の残りとご飯を持ってきてあげた。
ツンさんはご飯に味噌汁をかけて一気にかき込む。
なんと行儀の悪い。
( ^ω^)「和服が似合う割に西洋風の生活なんだおね」
ξ゚⊿゚)ξ「味噌汁作ったら爆発するのよ。ご飯炊こうとしたら炊飯器から火は出るし」
(;^ω^)「はー……それ、いつの話だお?」
ξ゚⊿゚)ξ「引っ越してきたその夜」
なるほど。あの時の騒音は爆発の音だったらしい。
今日は雨だった。ギリギリで教室に到着する。
(´^ω^`)「おう! 内藤にツンデレか! なんだ? 仲良く同伴出勤か?」
珍しく時間前に教室にいた担任は、珍しく上機嫌だった。
(´^ω^`)「やあ、みんなおはよう! 今日はじめじめとした気持ち悪い日ですね!
こんな日は先生、みんなが嫌そうな顔で登校してくるので大好きです!
一生雨が続けばいいと思います! みんなもそう思うよね?」
誰もなにも答えない。
ξ゚⊿゚)ξ「はい、なんでしょう?」
(´・ω・`)「お前のテスト、100点増し、無しな」
ξ;゚⊿゚)ξ「はあ? なんでよ!?」
(´・ω・`) 「それと内藤」
(;^ω^)「は、はいですお!」
(´゚ω゚`)「放課後、生徒指導室に来いや!」
担任はのけぞりながら教室をあとにした。
(´・ω・`)「で、なんなの? おまえ、ツンデレと付き合ってんの?」
(;^ω^)「いきなり単刀直入ですね」
(´・ω・`)「あのさぁ、俺はね、お前が大好きだったよ。本当に」
( ^ω^)「なんで過去形?」
(´・ω・`)「なぜ好きだったのかというとね、ほら、おまえがんばってんじゃん、部活」
( ^ω^)「いまさら教師らしいこと言わなくていいですよ」
(´・ω・`)「それになにより不細工じゃん? どう考えても女にモテナイよね」
( ^ω^)「ああ、それが一番の理由なんですね」
( ^ω^)「ええと、『戦争がはじまったら、子供を盾にしてでも生き延びる』でしたっけ?」
(´・ω・`)「ちげーよ。俺、そこまで鬼畜じゃねーよ。
『他人の不幸のためなら、子供が死のうと構わない』だよ」
( ^ω^)「鬼畜じゃねーか」
(´・ω・`)「まあつまりだな、俺は他人の幸せが大嫌いなの」
( ^ω^)「つまり、あなたには僕が幸せそうに見えるんですね?」
(´・ω・`)「違うのかよ?」
(´^ω^`)「ゆっくりでいいからね?」
( ^ω^)「とりあえず、付き合ってはいません」
(´^ω^`)「ふーん。そんな嘘つくんだー」
(;^ω^)「いや、ホントですお! つーか僕、召使なんですお!」
(´・ω・`)「は? 召使? なにそれ?」
( ^ω^)「先生、日本刀を突き付けられたこと、あります?」
(´・ω・`)「ちんこ突きつけられたことならあるよ」
( ^ω^)「じゃあそれでいいや。そのあと『便所行こうぜ』って言われたらどう思います?」
(´・ω・`)「まじ勘弁。俺、女子高生大好きだから」
( ^ω^)「今の僕は、そんな感じで召使になりました」
(´;ω;`)「そうか……お前も苦労したんだな」
(´゚ω゚`)「んなわきゃねーだろ、バーカ! おちんちんびろびろーん!」
(;^ω^)「は?」
(´゚ω゚`)「なーにが召使じゃ! どうせ彼女がSでお前がMのカップルってだけだろ!」
(;^ω^)「せ、先生?」
(´゚ω゚`)「先生って呼ぶな! 汚らわしい!」
( ^ω^)「じゃあお前はなんなんだお」
(´゚ω゚`)「年上に『お前』だとぉ? てめぇの教師は誰だ!?」
( ^ω^)「お前だ、お前」
(´゚ω゚`)「だまらっしゃい! いいか、内藤! お前はどんなにがんばっても数学のテスト0点の刑に処す!」
(;^ω^)「ざけんなてめぇwwwwww」
(´^ω^`)「残念だね、内藤君。君のほかの教科の成績じゃ落第決定! 頑張れ二回目の二年生!」
ξ゚⊿゚)ξ「あの八の字眉毛もむちゃくちゃやるわねぇ」
いつもより早い帰り道、ツンさんに相談した。
僕にとっては死活問題だったけれど、なぜだか彼女は楽しそうだった。
ξ゚ー゚)ξ「ま、こうなりゃ勉強しかないわね。召使の恥は主人の恥。
あんたが落第しないよう、みっちり特訓してやるわ。覚悟なさい」
(;^ω^)「はぁ……でも、ツン、成績いいのかお?」
ξ#゚⊿゚)ξ「はあ? なによ失礼ね!」
(;^ω^)「だって爆発するじゃん……」
ξ#゚⊿゚)ξ「爆発させるのよ! 芸術もみそ汁もあんたの脳みそも!」
そんなふうに会話していると。
(゚A゚)「……」
目を丸くしたドクオさんがこっちを見ながら歩いてきた。
ドクオさんがバーロー風にあごに手をやりながらやってくる。
彼はツンさんの前で立ち止まると、じろじろと彼女を舐めまわすように見る。
ξ゚⊿゚)ξ「……内藤。誰、こいつ?」
(;^ω^)「えっと、先輩のドクオさんです。いま、大学二年生」
(゚A゚)「ほうほ~う! ふ~むふ~む!」
それからしばらく、あらゆる角度からツンさんを観察したドクオさんは、
僕に気の毒そうな表情をして、言った。
(;’A`)「だ、だめじゃないか内藤く~ん! ダッチワイフと一緒に歩いちゃ!
しかしこのダッチワイフ、歩くししゃべるんだねぇ! どこで買っ」
ツンさんの蹴りがさく裂した。
ツンさんが汚物を見るような目で彼を眺め、言う。
ξ゚⊿゚)ξ「内藤、もう一度聞くわ。こいつ、誰?」
( ^ω^)「僕の尊敬してい『た』先輩『だった』、ドクオさん『でした』」
ξ゚⊿゚)ξ「よし! それが過去形よ。一つ勉強になったわね。じゃあ、行くわよ」
( ^ω^)「さよなら、僕が大好き『だった』ドクオさん」
僕たちは未来に向かって歩き出した。
(゚A゚)「ブーン君! オリエントなのか!? 通販で買ったのかあああああああああ!?」
からみつく過去の声をふりほどいて。
僕たちは夜遅くまでどちらかの部屋で一緒に勉強することとなった。
今日はツンさんの部屋で勉強だ。
ツンさんは素行によらず頭はいいらしく、しかし、説明は下手だった。
ξ#゚⊿゚)ξ「あーも! だからなんでそうなるのよ!
ここがズバーッなるから、ギュイーンって感じでガッて解くのよ! わかる?」
(;^ω^)「わかりません。なんの教科かすらも」
どうやらツンさんはかなり自己流で勉強をして来たらしい。
とりあえず、彼女が教師になりたいといったら全力で止めようと思った。
のぞいたら明日のご飯はマツタケの土瓶蒸しよ! いいわね!」
(;^ω^)「のぞきませんって。つーかいいかげん誤解って気づいて」
ツンさんが脱衣所に消えた。
僕はようやく一息つき、寝転がって天井を眺めた。
川 ゚ -゚)「あ、どうもこんばんは」
天井に女の顔があった。
なんだあれは。幽霊か?
いや、ちがう。あれは天井の染みなんだ。
それが偶然女の顔のように見えるだけなんだ。
ほーら、目を凝らしてよーく見るんだ、内藤。
川 ゚ -゚)「一緒にテスト勉強ですか? 仲がおよろしいことで」
ああ、とうとう幻聴まで聞こえてきた。
僕はもうダメだ。最近勉強しすぎで疲れているんだ。
今日はもう寝よう。ツンさんだって事情を話せば分かってくれるさ。
さあ、眼を閉じて、心地よい夢の世界へレッツゴー。
川 ゚ -゚)「あら、寝ちゃうのかい。そんなー。いけずー」
そして、聞き覚えのある音がした。
えーと、いつだったかなー。この音を聞いたのは。
僕は恐る恐る目を開いた。
女が、僕ののど元に日本刀を突き付けていた。
(;^ω^)「いいえ。僕の名前はショボンです」
川 ゚ -゚)「嘘をつけ。お前が、私の可愛い可愛い×10ツンの操を奪った内藤だな?
ツンからメールで聞いている」
( ^ω^)「日本刀使うくせにメールかよ。せめて矢ぶみにしてくれお」
川#゚ -゚)「黙れ下郎! 貴様が私の可愛い可愛い×20ツンの操を……」
(;^ω^)「だからそれ誤解ですってwwwwwww」
川#゚ -゚)「私が……私が奪うつもりだったのに!」
(;^ω^)「ざけんなバーローwwwwwwwww」
(;^ω^)「いや、ね、だから落ち着いて話を……」
川*゚ -゚)「あれはツンが五歳の、ぴっちぴちの幼女のころだった……」
~回想シーン~
ξ゚⊿゚)ξ「おねーたま! おねーたま!」
川 ゚ -゚)「なんだい、ツン?」
ξ゚⊿゚)ξ「こわいからおちっこについてきてください」
川 ゚ -゚)「あらあら、それは大変だ。このコップの中にしなさい」
ξ゚⊿゚)ξ「いいんでちゅか?」
川 ゚ -゚)b「モーマンタイ。ただし、父上母上には言うなよ?」
~回想シーン終わり~
川 ゚ -゚)「いやー、あれはうまかった」
(;゚ω゚)「飲んだのかよ!」
ノ l Jヽ レ/::/ /:イ:\/l:l l::l u !. l / ‘;:::l ’, ‘;:::::l. ‘;::::l:::::
ノヌ レ /:l l:::::lヽ|l l:l し !/ ’;:l,、-‐、::::l ’;::::l::::
/ ヽ、_ /::l l:::::l l\l ヽ-’ / ‘;!-ー 、’;::ト、’;::::l:::
ム ヒ /::::l/l::::lニ‐-、`` / /;;;;;;;;;;;;;ヽ! i::::l:::
月 ヒ /i::/ l::l;;;;;ヽ \ i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l l::l:::
ノ l ヽヽノ /:::l/:l /;;l:!;;;;;;;;;’, ‘;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ l:l::
 ̄ ̄ /::::;ィ::l. l;;;;!;;;;;;;;;;;l `‐–‐’´…..:::::::::!l
__|_ ヽヽ /イ//l::l ヽ、;;;;;;;ノ…. し :::::::::::::::::::::ヽ /!リ l
| ー /::::l’;!:::::::::::::::::::: u ’, i ノ l
| ヽー /イ’;::l ‘ し u. i l l
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| /,、-’´/ し / ヽ、 u し ,’ ,’ l
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| /::::::ヽ ヽ / し ,’ ,’ / l::
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| _,、-‐’”´’;:::::::::イ:l’;:::` ‐ 、._____,、-‐’”´ u /
| | | | \ l::/ l::::::/リ ‘;:::::lリ:::::l’;:::l l:l:::::l\ u /
――――変態の壁――――
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ
(’A`)(´・ω・`)川 ゚ー゚)
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ
――――変態の壁――――
(’A`)(´・ω・`)川 ゚ー゚)
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ
――――変態の壁――――
(’、`川
――――変態の壁――――
(’A`)(´・ω・`)川 ゚ー゚)
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ
その発想はなかったわ
(;^ω^)「話せば分かるwwwwww話せば分かるwwwwww」
川 ; -;)「最期に言い残すことはないか!? 無いな!」
(;^ω^)「あるおwwwwwつーかみんな僕の話聞けよwwwwwwww」
そのとき、救いの神が現れた。
ξ;゚⊿゚)ξ「お、おねぇちゃん! なんでここに!」
川 ゚ -゚)「つ、ツン……」
(;^ω^)「ツンさんたすけちくりーwwwwwwwww」
ツンさんはバスタオル一枚だった。
川 ゚ -゚)「……いい!」
そう言って彼女は滝のような鼻血を垂らした。
(;^ω^)「えっと、隣の部屋の内藤ですお」
ξ;゚⊿゚)ξ「で、おねーちゃん、何しに来たの? つーかどこいたの?」
川 ゚ -゚)「上」
ξ;゚⊿゚)ξ「上って……いつから?」
川 ゚ -゚)「お前が引っ越してきた日」
(;^ω^)「嘘!? なぜに!?」
川 ゚ -゚)「私の可愛い可愛い×∞ツンがいつ暴漢に襲われるやもしれんだろ」
(;^ω^)「暴漢はあなたじゃ……」
ξ;⊿;)ξ「おねーちゃん……そこまであたしのこと……」
川 ゚ -゚)「愛しているんだ」
ξ;⊿;)ξ「おねーちゃん大好き!」
( ^ω^)「クーさん、鼻血がナイアガラですよ」
川 ゚ -゚)「なんだ腐れポンチ」
その後ツンさんが着替えに行ったので、僕はクーさんに声をひそめて聞いてみた。
(;^ω^)「……クーさん、ずっとツンさんのこと見張ってたんですよね」
川 ゚ -゚)「当たり前だ。ビデオにもとってある。いるか? 五巻セットで五十万だ」
(;^ω^)「は……え、遠慮しますお。ところで、それなら僕とツンさんのこと……」
川#゚ -゚)「ガッデム! あの日はVIPでスレ立てててな! 見逃したんだ! 畜生!」
( ;ω;)「そこは見ててくれおー!」
川 ゚ -゚)「で、ツン。こいつを殺していいか?」
(;^ω^)「僕の周りはみんな単刀直入だお」
ξ;゚⊿゚)ξ「ダメよ! こいつは私の召使なの!」
川;゚ -゚)「め、召使だと!?」
ξ゚⊿゚)ξ「あたち、おねーたまのおよめたんになるー!」
川 ^ -^)「そうかそうか。じゃあツンのものは私のもの。ツンも私のものだな。
ところでトイレは大丈夫か?」
ξ゚⊿゚)ξ「うん! もうひとりでいけるよ! えらい??」
川 ゚ -゚)「ああ……偉いよ……」
~回想終わり~
川 ゚ -゚)「よーし、わかった」
( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ「なにが?」
(;^ω^)「ちょwwwwなにその理論wwwwwww」
川 ゚ -゚)「ならば私もこいつを生かしておいて損はない。
ところでお前ら、なんで一緒に勉強してんの?」
ξ゚⊿゚)ξ「実はかくかくしかじかで」
川 ゚ -゚)「なるほど。つまり、そいつを消せばお前らが一緒に勉強する理由もなくなると」
ξ;゚⊿゚)ξ「えっ? ま、まあそうね……」
クーさんは立ち上がると、なぜか風呂場に行って戻ってきた。
川 ゚ -゚)「じゃあ、ちょっくら行ってくる。内藤、とりあえず今日は帰れ」
(;^ω^)「は、はあ……でもどこに?」
川 ゚ -゚)「明日になれば分かる」
そう言って、クーさんは天井裏から外に出た。
しょぼんだけで済めばいいが…
深夜の学校。視聴覚教室から出てきたのはショボン先生。
彼の趣味は、夜の学校で大音量で女子高生もののAVを見ることだった。
(´・ω・`)「さーて、テストまだだけど成績表作るか。
とりあえず、イケメンは20点。不細工は60点。女の子はみーんな120点」
(´^ω^`)「そして内藤は0点! ゲラゲラゲゲラゲラ! たまんねーなこりゃ!」
一仕事終えた彼は、トイレに向かった。
もちろん、女子トイレである。
(´^ω^`)「ひひひwwwwww女子便所を汚してやるぜwwwwww」
そして、彼が床に小便をまき散らし始めた、その時だった。
女子トイレに、必殺仕事人のテーマが流れ始めた。
(゚A゚)「なんだなんだ!」
ショボンが慌ててきょろきょろしていると、
女子便所の奥から男が一人現れた。
(´・ω・`)「君はドクオ君! ドクオ君じゃないか!」
(’A`)「あ、こんばんはショボン先生。こんな時間に何してたんですか?」
(´・ω・`)「ちょっと女子便所を凌辱していたんだ。君は?」
(’A`)「ダッチワイフとトイレプレイしてました。この子です。しゃべるんですよ」
从’ー’从<あれれ~、いっちゃうよ~
(´^ω^`)「あはは! すごいなぁ! 君は相変わらずだね!」
ドックンが三次女に興奮するわけないだろう
(´^ω^`)「あはは! 本当にすごいなあ、こいつ!」
从’ー/’从<あれれ~、いっちゃうよ~
(’A`)「でしょ!? オリエントはホントすごいですよ!」
从’ー/ -゚’从<あれれ~、逝っちゃうよ~
(´^ω^`)「僕も一つ買おうかな。なにかお勧めはあるかい?」
从’/゚ -゚)つ’从<あれれー、おまえたち逝っちゃうよー
(’A`)「それなら内藤君が持っていたダッチがすごい……」
川 ゚ -゚) つ’从「お前たち、逝け」
(´゚ω゚`)(゚A゚)「ぎゃああああああああああああああああああああああ!」
二人を見たものは、誰もいない。
ん?じゃあクーはドクオに(ry
それ以上はやめろ。精子にかかわる
(;^ω^)「ツンさん、昨日、クーさんいつ頃帰ってきた?」
ξ;゚⊿゚)ξ「分かんない。朝起きたらPCの前でテラワロスwwwwwとか言ってたけど」
そして今、クーさんは天井裏で寝息をたてている。
(;^ω^)「何事も無ければいいけど……」
ξ゚⊿゚)ξ「まあ、今までの経験から言ったら、何事もあるわね」
(;^ω^)「あ、やっぱり?」
ξ゚⊿゚)ξ「うん」
担任が好きそうな、憂鬱な朝だった。
やがてチャイムが鳴り、ホームルームが始まった。
(´・ω・`)「ういーっす。今日も爽やかな朝だな。お前を蝋人形にしてやろうか!」
担任も相変わらずの調子だった。
しかしである。
(´・ω・`)「ところで、この爽やかな朝に質問するぞー。いいかー。よーく聞けよー」
(´゚ω゚`)「先生、昨夜、学校で不審者の警備をしていたらポン刀持った女に追いかけられました!
幸い、先生は勇者ロトの子孫だったので奴を撃退しましたが、さて、この話が信じられない人!」
僕とツンさん以外の全員が手を挙げた。
(´^ω^`)「よーし! 先生、お前らが大好きだ! 大学ロクなところに行けると思うなよ!」
(´^ω^`)「ツンデレ君! この前はごめんな! ちゃんと君は点数100点増しにするかなら!」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、そりゃどーも」
(´^ω^`)「それと内藤! この前はごめんな! お前もテストの点数、額面通りにつけるからな!」
( ^ω^)「あ、プラマイ0ってことですね。わかります」
とりあえず、僕の100点のハンディは消えた。
めでたしめでたし。
なわけはない。
あ、お帰り。お風呂にする? 食事にする? それともV・I・P?」
(;^ω^)「最後がよく分かりませんお」
川 ゚ -゚)「おお! 召使……君は召使くんじゃないか! めし作れ。腹減った」
(;^ω^)「あ、はいですお」
とりあえず僕は食事を作る。
そのあと、食卓を囲んでクーさんに質問をした。
川 ゚ -゚)「なんだ召使? 日常会話で2ちゃん語はやめろってか? やかましいわ!」
ξ;゚⊿゚)ξ「おねーちゃん。おかげで内藤のテストは大丈夫そうなんだけど、昨日、なにしたの?」
川 ゚ -゚)「ああ、男を二人追いかけまわした。それだけだよ」
ξ;゚⊿゚)ξ「本当にそれだけ?」
川 ゚ -゚)「うん。それだけ。ただ、それだけ」
ξ゚⊿゚)ξ「ふーん。本当みたいね。ならいいわ。ありがとう」
(;^ω^)(あと一人って誰だろう……)
そしてツンさんがお風呂に入ったところで、僕はクーさんに呼び出された。
川 ゚ -゚)「さて、召使くん。君には本当のことを話そう」
夜の月に照らされたクーさんの横顔は、比較的まともな女性のそれだった。
川 ゚ -゚)「昨夜、私はショボンとか言う変態と、もう一人と戦った」
(;^ω^)「そのもう一人って誰ですかお?」
川 ゚ -゚)「しかしあと一歩というところで、殺し損ねた」
(;^ω^)「ねえ、もう一人って誰なんですかお!?」
川 ゚ -゚)「そう、あの時私は、神(スレ)の予感を感じ取ったのだ。
それにな、あの八の字眉毛の男、なかなかに手ごわくてな」
そしてクーさんは笑った。僕の質問には一言も答えずに。
川 ゚ー゚)「しかし、ツンと君が救われたようだから、まあ、結果オーライだな」
あらかじめ用意してあったらしいコップを取り出し、一方を僕によこす。
川 ゚ -゚)「飲め。よく熟成されたものだ」
(;^ω^)「いや、お酒はちょっと……」
川 ゚ー゚)「まあ、いいから飲め」
( ^ω^)「わかりました。だから日本刀は仕舞ってください」
僕はコップに口をつけた。酒ではなかった。独特の風味のある、しかしコクのある液体だった。
川 ゚ -゚)「どうだ? うまいだろう? もう一杯いくか?」
( ^ω^)「お、いただきますお。それにしても美味しいですお。
でも、これってなんなんですかお?」
川 ゚ー゚)「ツンの入った風呂の残り湯だ」
( ゚ω゚)<ぶーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これはツンが五歳のころから継ぎ足して継ぎ足し続けた秘伝の一品なんだぞ!」
(;^ω^)「あんたなにしてはるんですかwwwwwwww」
川#゚ -゚)「もういい! お前の顔写メVIPの出会い厨百貨に晒してやる! 覚悟しとけ!」
(;^ω^)「意味がよく分かりませんお……」
クーさんは魚肉ハンバーグのようにぷりぷりと怒りながらツンさんの部屋へと消えていった。
僕はいい加減眠かったので、自分の部屋に入った。しかし。
(;^ω^)「……」
僕の部屋には大量のゴキブリが発生していた。
たぶん、間違いなく、あの人が放ったものだろう。
僕は泣きながらバルサンを焚いた。
明日があるんで今日は寝ます。また明日書きます。
このスレは落としちゃってください。読んでくれてありがとでした。
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